「罪深きは親」彼らが本気で編むときは、 ずんさんの映画レビュー(感想・評価)
罪深きは親
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あんたの親はたまに間違う。
この『たまに』っていうのが優しい。
全否定じゃない。
そういうものの見方ができるようになりたい。
トモってとても優しい子なんだね。
そして子供のものの見方を方向付けるのは親なんだな。
普通のあり方。
普通ってなんなのか、異常とは。
小池栄子がストレートにわかりやすく罪深き親を演じてる。
お母さんは私のことが嫌いなのか?
それに対する答えも優しい。
人間同士の相性、嫌いというのとは違うと。
全編通して何故か常に涙ぐんでみていた。
エンディングが想像できるだけに、それに向かって進む話に涙腺が緩む。
江口のりこ。
キュッと話を締めてくれて、去り際の表情がまた良い。
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