劇場公開日 2017年2月25日

「優しい雰囲気で大切なことを教えてくれる」彼らが本気で編むときは、 ふうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0優しい雰囲気で大切なことを教えてくれる

2020年7月20日
iPhoneアプリから投稿

監督がカモメ食堂の方なんですね。
観た後に気づきました。

意外!と思いましたが、
その後、あの優しい雰囲気は確かにそうかも
とも思いました。

多分、この映画公開時から数年を経て
LGBTに対する理解は進んだのではないでしょうか?
内容が既に少し古いように感じました。

それでもマイノリティの生きづらさは
相変わらずあるでしょう。
理解して温かく接する人と、
理解できずに傷つける人。
この物語は続くだろうなと思います。

気になったのが、リンコさんがイヤな目にあった時は、
怒らずに毛糸を編んでやり過ごすことをトモに教えますが、それでいいんだろうか?
今時だったら、理不尽にはきちんと反論せよとなるんだろうなと思いました。

全体的にいい雰囲気でしたし、
こんな風に分かりやすく入りやすく、
大切なことを示唆してくれる映画が
たくさんできるといいなと思います。

しろ