「108?、消費税込み」彼らが本気で編むときは、 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
108?、消費税込み
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映画「彼らが本気で編むときは、」(荻上直子監督)から。
う~ん、なんだか違うなぁ・・という感想で鑑賞を終えた。
ではどこが違和感なのか、と訊ねられても、うまく表現できない。
ただ、市民権を得てきた性的マイノリティの「トランスジェンダー」が、
一昔前に逆戻りしてしまった感覚なのかもしれない。
性的マイノリティの人たちを「変態扱い」する時代はすぎたし、
「マツコ・デラックス」さんらの活躍をみれば、違和感は感じない。
今時の小学生が、黒板に「オカマ」という単語を大きく書きだし、
彼・彼女らをいじめの対象にするのだろうか?、それさえわからない。
そんな中で、久しぶりに笑えたメモをご紹介。
トランスジェンダーのリンコは、男性の性とオサラバする儀式として、
毛糸で、男性のシンポルの形をコツコツと編み続け、
「これを108個作ったら燃やすの」と、ある少女に呟く。
それを聞いた彼女が「108?、消費税込み」と返す。
「人間の煩悩の数」「除夜の鐘も108}」「数珠の珠の数も108」
こんな説明よりも「消費税込み」の方が、私には受けた。
このネタ、またどっかで使わせもらおうっと。
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