「人のあり方、家族のあり方。」彼らが本気で編むときは、 lily.aさんの映画レビュー(感想・評価)
人のあり方、家族のあり方。
人はひとりひとり自分の中にモノサシを持っていて、そのモノサシで計れないと“自分とは違う”と判断して“嫌いだな” “変だな”とか“気持ち悪いな”とか感じるんだと思う。
それは別に悪いことでも、間違ってるわけでもないから「そういう風に思うのはよくないよ」って正すのも変だと思う。
ただ、自分のモノサシだけでは計れない人は数え切れないほどいるわけで、自分の枠だけで捉えてしまうとちょっともったいないんじゃないかなって思う。
モノサシだって、長さも色々あれば巻尺みたいなのもあるし、形を変えればコンパスだってあるわけで、色々なものを色々な角度から計ることができる。
片方を見てこうだってなる前に、違う方から見てあぁ、本当はこうなんだって分かった方がもっといいんじゃないかなって思う。
この映画は改めて人のあり方を考えさせられるなと思う。また、家族のあり方も。
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