「救いはある」彼らが本気で編むときは、 モランさんの映画レビュー(感想・評価)
救いはある
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一回与えられた愛はなくならない。
リンコさんが最後にトモに贈ったプレゼントはリンコさんがお母さんにもらった愛と同じものだった。
リンコさんはトモのお母さんにはなれなかったけど、自身に注がれた愛をトモに贈ることができた。
トモのお母さんは、今後もトモを残して失踪したり、もっとずっとひどいことをするかもしれない。
トモはこれからも辛いことに立ち向かわなければならなないのだろう。
でも、一人になっても途方に暮れても、トモにはリンコさんが与えたくれた愛がある。
誰かに愛を注いでもらえたという経験はトモの財産になったと思う。
これからのトモをずっと支えられるものをリンコさんはくれたのだ。
だから、救いはあるのだと思う。
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