劇場公開日 2017年2月25日

「評判通り面白かった。 理解のあるリンコの母とクラスメートの少年カイ...」彼らが本気で編むときは、 月野沙漠さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0評判通り面白かった。 理解のあるリンコの母とクラスメートの少年カイ...

2017年3月13日
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鑑賞方法:映画館

萌える

幸せ

泣ける

評判通り面白かった。

理解のあるリンコの母とクラスメートの少年カイの母との差。

何でもゆったりと受け入れるマキオ、いい人。

子役のトモ役の子、ネグレクトの親の元、しっかりしているようで、どこか心に歪みを抱えている演技。リンコを受け入れることで、その歪みから解放され、快活になっていく様。そして 人目を気にして 学校では声をかけるなと突き放していたクラスメートのLGBTの男の子を受け入れる。素晴らしい演技だった。108の煩悩を知らずに、消費税込?のセリフは笑ったw

男か女か、二つにバッサリと分けてしまう学校教育の残酷さ。これは差別意識の温床だな。こんな社会問題がある中、教育勅語を素晴らしいとか言ってる連中のなんと愚かなことか。

リンコ役の生田斗真の演技に文句はないが、やっぱホルモン打ってないし見た目が不自然。中村中とか本物のLGBTの人を起用した方が良かったのでは?

月野沙漠