劇場公開日 2017年2月25日

「その人のありのままを受け入れられる人になりたい」彼らが本気で編むときは、 つなやんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0その人のありのままを受け入れられる人になりたい

2017年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

母親に捨てられ、母親の愛に飢え、これから思春期をむかえようとする少女を、あたたかく包み込むリンコとマキオのカップル。彼らの周囲で起こる数々の事件に、腹が立ったり、ホロリとしたり、優しい気持ちになったり。
リンコ役の生田斗真は、生田斗真感がいい意味で全く無かった(笑)アキオ役の桐谷健太もまっすぐリンコを愛する好感のもてる演技。母に捨てられた少女のトモ役を演じた柿原りんかも思春期を迎える繊細さと、リンコの優しさと母への思いで揺れる役を好演していた。捨てた母親役のミムラのエピソードがもう少し入っているともっと深さが出たかな。

つなやん