「深い愛情に包まれた映画」彼らが本気で編むときは、 あゆみんさんの映画レビュー(感想・評価)
深い愛情に包まれた映画
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単にオネエが編み物をする話かと思っていたけれど、血の繋がりの無い3人が家族になろうとする話。
トモが本当に養女になってしまえば丸く収まるのに、トモにとって実の母親も大事な存在なわけで、トモの母親になりたいというリンコの望みは叶わないところが切なかった。
生田斗真さん演じるリンコが、始めこそ違和感があったけど、本当に強くて心優しい女性で、リンコに惚れるマキオの気持ちがよく理解できた。
リンコのことを「好きになってしまえば、男でも女でももうどっちでもいいんだ」みたいに言っていたマキオの言葉が印象的。リンコの母親も全てを受け入れていて頼もしかった。
トランスジェンダーの人に対する見方、恋愛観が少し変わった。
棒針編みをするシーンは凄く練習したようで上手だったと思う。
毛糸もカラフルで可愛かった。
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