「期待度◎鑑賞後の満足度◎ 重たい。終始ドヨ~ン。結末に近づくにつれ更に重くなって行く。でもミステリー映画としても人間の「負」の面(と言いきれるかどうかだけど)を抉ったドラマとしても良く出来ている。」愚行録 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待度◎鑑賞後の満足度◎ 重たい。終始ドヨ~ン。結末に近づくにつれ更に重くなって行く。でもミステリー映画としても人間の「負」の面(と言いきれるかどうかだけど)を抉ったドラマとしても良く出来ている。
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《原作未読》
①全く予想していたものと違ったが(人間ドラマと思ってました)、映画としては良く出来ていると思う。
②語り口がそのままトリックとなっているミステリーとしても巧いと思う。
③満島かおりはややタイプキャストだが徐々に狂気が滲み出てきて別人の様な顔になるところなど上手い。
妻夫木聡がこんな役をするとは、とこちらはタイプキャストを逆手にとったキャスティングというトリック。
④『ある男』そして本作と見てくると石川慶監督のタッチ、演出スタイルがよくわかる。
『蜜蜂と遠雷』は余り買わないけれども。
最近どれもこれも同じような演出スタイルばかりの(洋の東西を問わず)映画界の中で、自分のスタイルを持っている監督の映画をやはり観たい。
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