「… 動機が陳腐。」愚行録 HIROKICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
… 動機が陳腐。
妻夫木聡、満島ひかりの共演はとても観がいがありました。
ただ、一家惨殺事件の真相を解明して行く内容にしては、大学生の恋愛とか児童虐待のトラウマとか… 一家惨殺まで結び付けるには動機が陳腐であまりにもステレオタイプ。
現実にこういった事件があるだけに、もっと掘り下げた物を提示して欲しい。そのてん同じテーマの李相日監督の『怒り』はその意味を考えさせられる作品でした。
近年の邦画のコマ割りデザインのポスターがダサすぎ!
ストーリーより、誰が出ているかによって観客動員に結びつくと言う、観客の映画を選ぶ能力低下による物なのだと思うが… どの映画も同じにしか見えない。
ポスターは作品の世界観を伝えるイメージビジュアルでもある訳なのだから、映画会社ももっとプライドを持って作品のイメージを創りをして欲しい。
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