3月のライオン 後編のレビュー・感想・評価
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よかった。やっぱりこの世界に俺も居続けたいと思ってしまう。 力にな...
よかった。やっぱりこの世界に俺も居続けたいと思ってしまう。
力になりたいと言っていたけど、実は力をもらっていた。
それは真でしょう。
川村家三姉妹のためと言いつつ、一緒にいたいがための暴走。
それをちゃんと告白し謝る誠実さ。
優しいな。
実は周りもみんな優しく、視野が狭くて見えていなかった。
ひとりの青年の成長物語
前編の色々な伏線を受けて、青年が行動をおこす。
良くも悪くも周りを巻き込んで、自分も周りも傷ついていく。
不幸な生い立ち、他人の中で将棋をするしかなかった生活の中で、コツコツ努力して、才能が花開く。家に居場所がなく出て行ったところで、出会った家族は暖かった。
こんな生い立ちの青年がその居場所を手放せるわけがない。家族との絆を取り戻して、新しい一歩を踏み出す。
神木君の表情がとても良かった。
それにしても、原作を知らないが、原作でもあんな唐突に結婚を申し込むのかなぁと、そこは無理があったなぁ。
神木隆之介くん!はまってた!
れいくんの成長が垣間見れるストーリーでした!将棋まったくわかりませんが、この映画で興味を、持ちました!!
川島家は強いなって思った!!
いじめる相手に立ち向かうシーンは実物!
スッキリする!
そしたら、先生が情緒不安定になり、まさかの展開に驚いた。
れいくんのお姉さん役を演じる有村さんのキャラクターもなんだか新鮮でした!
自分で作った化け物と戦うんじゃないぞ
映画「3月のライオン 後編」(大友啓史監督)から。
後編の注目は、誰もが認める最強の棋士、
「宗谷冬司」名人との対戦だが、彼がどんなに凄いのか、
それを表現するフレーズが多かった。
「宗谷と戦った人間にはね、よくあること。
自分を一度バラバラに分解して再構築が必要になる、
また1から。みんなそう」
「宗谷と戦うと真実が暴かれる。自分が気づかなかった
心の弱さや自信のなさ、恐怖心を突きつけられる。
自分の本当の姿に容赦なく向き合わされる」
「宗谷名人がすごいのは、相手に悪い手を指させる威圧感だよ。
鍛えようがないんだ、才能だよ」などなど。
そして、名人との初対局前夜に、育ての父から電話がある。
「零、よく聞きなさい。
明日お前の前に座っているのはただの人間だ。
いいか、自分で作った化け物と戦うんじゃないぞ」
「はい、ありがとうございます、お父さん」
「それからな、楽しんでおいで」「はい」
「じゃ、おやすみ」「おやすみなさい」
この何気ないアドバイス、素敵だったなぁ。
むむっ!??
世話になる幸田家に問題発生。あれ、ホームドラマかい? 将棋は自分との戦いだけど、支えてくれる人とのつながりも必要ということ? なにかモヤモヤする。
前編の成長していく過程のスピード感はなくて、テンポはスローダウン。将棋も難しくなっていくということか。山寺のラストシーンの終わり方は良かったかな。
前後編通して、高橋一生の教師が良い味で、本筋と関係ないもののおいしい役柄だったと思った。
2回目も面白かった。
前編に続き後編も2回目の鑑賞。
僕はなんとなく前編の方が好きである。
しかし後編も面白い。
後編の見どころは零の成長である。
幼い頃から、零には家族も友達も居なかった。しかし将棋との出会いの中で様々な人々と関わりが出来る。
育ての父や家族、高校の先生、将棋会館に集まる棋士たち、二階堂や、島田ら。また川本家との出会いは、零が今まで得たくても得られなかった家族の温かみを教えてくれた。ゆえに川本家を守ろうとするあまり3人の実父を完全否定してしまう。「今日は、帰って」とあかりに言われた時の零の気持ちは辛いものだったろう。そして、心を閉ざし、自分には将棋しかないとさらに没入しようとするが。
後藤との対局の中で、苦しみ涙し、もがきながら、見えてきたのは、自分を囲む人々の有り難みであった。
後藤との対局に勝利した零は、川本家へ謝罪に向かえ受け入れられるハッピーエンドだ。
また一方で幸田家の家族の問題も。香子に将棋に家族の幸せをうばわれたと責められる父親。父親からすると辛いものがあるだろう。しかし父親が香子に幸せになる一手はある、応援していると励ますシーンは良かった。前編から歩も父と対立しているわけだが、最後に零が歩の部屋を訪れチケットを私に行くシーンも良かった。
主人公の成長に、川本家や幸田家の問題も絡ませたストーリーではあるんだが、何かあとひとつ盛り上がりに欠ける気持ちがした。なぜか。
棋士の対局の面白さの醍醐味は前編ほどには感じられなかったかな。
でも良かった。力作だとは思う。
余計なことしすぎ!!原作レイプ
後藤の奥さん死ぬとか
れいちゃんが川本三姉妹を傷付けるとか
後藤を負かして、タイトル戦にいくとか
余計なことしすぎ!!なぜ原作に忠実に再現してくれないのか。
監督は原作ファンじゃないんでしょうね。
キャストが結構よかっただけに残念。。。
後編の見所は、倉科カナの色気
原作未読。
家族との結びつきや様々な葛藤から成長していく様を描いている。
前編では有村架純のセクシーさが見所だったが、後編は倉科カナの色気。
ニットから染み出す色気はさすが元グラビアアイドルと言ったところか。
ストーリーとは別に、俺なら間違いなく次女ではなく、長女を選ぶと思ってしまった。
トータル5時間近くあったが、やはりオススメ出来ない映画。
将棋映画が見たかったら、聖の青春をオススメしますよ。
染谷さん、やってくれるなぁー
涙腺への影響:あり
集中力:ラストまで維持
前編に引き続いての映画館での鑑賞。いやー。期待を裏切らない
名役者、神木くん。近作も、輝いてましたね。
主人公の切ない過去に、将棋への思いに、周囲との関わりの中で
芽生える愛に、思わず涙が・・・。
(ちなみに、私、映画ではほとんど泣きません。)
ラストシーンの凛とした美しさ、今でも思い出すと、
胸がぎゅーーとします。
最後に・・・妄想劇場。ポイント
「君は将棋が好きか?」と聞かれたら・・・。そのことへの
答えを見せてくれる映画でした。
守り、守られ、与え、与えられ…
人気コミックを実写化した青春将棋ムービーの後編。
前編は見応えはあったが、予想に反して重たい内容で…。
後編も見応えはあった。でも、エピソードがてんこ盛り過ぎて…。
晴れて新人王となった零。その記念対局で宗谷名人と初対局。
川本家の三姉妹と出会って1年。次女・ひなたが学校でいじめを…。
その川本家に、三姉妹を捨てて出て行った父親が現れ…。
来る獅子王戦トーナメント。零だけじゃなく、各棋士たちもそれに向け…。
引き続き、零の苦悩と成長、幸田家との関係、川本三姉妹との交流…今回の対局は色々考える事が多過ぎっ!
それぞれのエピソードが胸打つポイントであったり、ちと消化不良であったり…。
まず、宗谷名人との初対局。いきなりラスボス登場で、一番の緊張と集中がそこで終わってしまった感もしたが、あくまでこれは“記念対局”。ラストはまた別の対局で飾り…。
ひなたが受けるいじめはかなり陰湿。苦しむ清原果耶の演技は涙を誘うが、より一層どんよりと…。一応解決にはなるが、どうも釈然としない。
三姉妹の実父は、自分の事ばかり考えるダメ父。勝手に三姉妹とヨリを戻そうとするが、三姉妹が自分らで出した答え(とビンタ)になかなかスカッと。
獅子王戦トーナメント決勝に突き進むのは、零と因縁あるコワモテの後藤。そんなに彼にある不幸が。対局を一度立ち、駆け付け、号泣する姿に彼の人間味を見た。そして再び対局に戻り、プロとして戦わなければいけない厳しさ。
一つのエピソードで一本の作品として語れるくらいで、どれを主軸としていいのか、かと言って全てが巧みに繋がってる訳でもなく、散漫な印象を拭えなかった。
今回のメインは専ら家族の物語と言われてるようだが、実際は、零は何を守りたいか、それは自分にとってどんなに欠けがえのないものか、だろう。
いじめを受けているひなたの力になりたい零。
でも結局、問題を解決したのはひなた自らであって…。
三姉妹を困らせる実父から、三姉妹を守る。
しかし、守りたいという気持ちが強過ぎて、言ってはいけない事を言ってしまい、溝を作ってしまう。
将棋もそうなのだろう。気持ちが先走り過ぎると、焦って負けてしまう。
相手がどんな手で来るか、考えに考えなければいけない。
守りたい一心の零の手は、ただ一方的でそこまで考えていなかった。
相手がどんな気持ちでいるか。
零は将棋だけに集中しようとするが、暗い闇の中に迷い込んでしまう。そのまま、後藤とのトーナメント決勝へ…。
苦闘の中、零の脳裏にある思いが過る。
川本家の事、後藤家の事、仲間の事、戦ってきたライバルとの事…。
守りたい、勝ちたいと活きまいて来たけど、結局は守られ、与えられて来たのだ。
それは関わってきた皆、全員同じだ。
皆、守り、守られ、与え、与えられる。
それを知って、また新たな一手を打ち進んでいく。
神木隆之介らの体現。
非常に余韻残る今作の主題歌が、それらを包み込む。
ドラマ的に前編より後味良かったので、採点は前編より0・5プラス。
まあそれでも前編後編合わせて抑え気味の採点だが、いつかまた前編後編通して見るのもいい。
演技力の凄さに圧巻される!
前作を見ていたので、今作も見に行きました。
前作よりも、内容の進むテンポが上がりやや混乱しましたが、深い内容でした。
特に、三姉妹の次女ひなたちゃん(清原果耶ちゃん)が学校でいじめられていた子を助けたら、自分がいじめにあってしまうというところの、ひなたちゃんが強さを見せるシーンの演技力に感動しました。
前作よりも、内容が深いです。
報われない主人公
前編を見た後に既刊読破後の後編視聴です。
原作比較すると、若干改変が見られ、
そこがちょっと前編より劣るかなという部分です。
それは父親の部分なんですが、
父親は原作ではもっと屑ですし、
主人公との絡みはもっとギャグっぽく描かれています。
そのため、話の内容はすごく重いんですが、
不思議と話が重くなりすぎなかったんです。
しかし、映画では、父親との接触を期に、
主人公と一家との関係が悪い方向に展開してしまいます。
このせいで、一気に主人公が救いがたい状況になってしまいました。
時間の関係で簡略化し、なおかつ整合性をとらないといけなかったためだと思いますが、
ちょっと主人公がかわいそう過ぎたなと思いました。
前編が良かっただけに、、、
前編が非常に面白かったので楽しみにしてたのですが、後編でフォーカスされているのが零と川本家との関係や幸田家との関係でありあまり将棋の展開ややりとりをしっかりと切り取ってはなかったような気がします。
まあ将棋を題材にし、それを取り巻くドラマを描いている作品なので将棋そのものを描くのもどうかとは思うのですが、前編のヒリヒリするような将棋の展開が楽しかった自分にとっては後藤や宗谷との闘いを楽しみにしていたので少し肩透かしを食らった感じでした。
しかしながら神木君をはじめ豪華なキャストの演技はぴっちりとはまっていて楽しめました。
川本家の3姉妹には癒されましたw
次回作が出たとしても見るかどうかはちょっと考えるなー。
零くんのアパートの窓に今回はカーテンが付いていたのはどーしてなんだろう?w
いいとこ取りして、違う視点を入れ、結局ダメに
原作ファンです。
キャストは、加瀬さんとか伊勢谷さんとかハチミツとクローバーを思わせ、神木くんもバッチリでした。
ただ中身が、すでにアニメより先に行き、原作に追い付きそうな勢いで、急速にまとめられています。
そして原作と違い、幸田家が大きな軸に。奥さんが普通に零と接してます。なんじゃこりゃ。
今回は宗谷名人との初対決から獅子王戦、いじめの件、毒父の件も突っ込んで。
いいとこ取りしようとして、うすーくなってしまってます。
前後編で新人王戦といじめまでを濃く描けばよかったのに。
そしてギャグなし!一切なし!
先生もキャラ薄い!イケメンだけど。
あの大事な零くんの発言も薄い。川本家の大人たちから、零くんへの愛を感じなくて、がっかりでした。
今後が楽しみ。
前編と比べると対戦シーンが減り、川本家姉妹との交流がメイン
になっている後編。いじめ、父親の登場、それぞれのエピソード
はどれも胸にグッとくる話ではあるが、将棋とは遠ざかるところ
で観客の好みが分かれそう。とはいえ盛り上げるところは大いに
盛り上げる本作。加瀬亮演じる宗谷名人の秘密や、後藤と香子の
その後と並行して対戦が描かれ、父親が香子に伝える真相には涙。
神木君の代表作になること間違いなしの作品で原作が継続中とは、
まだ今後も続編が描かれそうな気配だがどう成長していくのかな。
(14歳の新星が快進撃を続ける実際の将棋対戦もこれから楽しみ)
狂おしい
原作と流れが違うところがまた良かったなーと。
妻子捨男さんの下りは、むしろ、映画として成立してたんじゃないかと。
零くんが無力感を感じながらも、川本家に向き合う姿が、漫画とはまた違うリアルな感じでが私はすきです。
狂おしいほどの人生の話。
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