沖縄を変えた男のレビュー・感想・評価
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この映画を見ると涙が止まりません。 今から40年以上前は沖縄の高校...
この映画を見ると涙が止まりません。 今から40年以上前は沖縄の高校野球は全国屈指の弱小県でした。 戦後沖縄が本土に対してまだ萎縮している時代に裁監督が 沖縄県民に勇気と希望を与えるため高校野球から沖縄を変えようと必死で 戦っていたことを思い出します。 映画は大部端折って作られてますが沖縄県民なら感じると思います。 裁監督、沖縄の為に力を尽くされ本当にありがとうございます。 私の生きる糧になる映画でした! 制作していただき本当にありがとうございました🙇
甲子園への道、悪くは無いけど
沖縄水産高校の元監督:栽弘義に焦点を当てて高校野球甲子園への道を描く。 今の高校野球練習を考えると「古臭い」「自己中」「暴力」が頭をよぎり入口は狭いと思うが、昔は叩かれる事はしょっちゅうあったし、ひと昔の話として楽しめる。 生徒側にもお笑い小ネタを挟み飽きは無かった。 ちょっと残念なのは、ひと昔の話なのに、服装などが今どきなので昔なのか今なのか映像的に分からなくなるんだよね。 最初から時代に合わせるのを辞めている様な作品。 まぁ、甲子園や甲子園優勝を狙う野球部ネタとしては楽しめました。 ピッチャー役の大田は実在した大野の事を指しているので、彼の事を予習していればプラスで楽しめるでしょう。
ほとんどホラー
非常に不快。ゴリの演技がダメなのか演出がダメなのか、そもそも監督がだめなのだろう。 描かれている監督には、何の共感もできない、ただのろくでなしにしか映らない。ただ昔の暴力を垂れ流ししょうがなかったと免罪をもとめるため。結果もでず、何故あの監督が偉人あつかいなのか全くわからない。大野をはじめ、若者を染めていったカリスマ性や、どうしようもない奴だが憎めないなどの人間の幅みたいなものは一切感じられない。むしろ相方が演じたほうが良かったかも。マークスの山に通じる後味の悪さだけが残った。もうここまできたらホラー。
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