「半生の重みに泣きました」ローマ法王になる日まで ちいまめさんの映画レビュー(感想・評価)
半生の重みに泣きました
いつもにこやかな法王様の半生がこんなにも過酷で激動だったことを初めて知りました。
想像を絶する暴力と政治と混乱の中、教会の教えを胸に苦悩し葛藤し続けていたからこその、今のお優しい笑顔があるのかと思い、顔に体に刻まれたしわに半生の重み、年輪を感じ胸が痛みました。
「結び目をほどく」シーンはただただ涙でした。
信じ続けることが難しい時代に、人も聖職者も、信仰のある事の救い、尊さを感じました。
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