「VIVA!! ITALY ク●見たいな地雷映画。」Viva!公務員 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
VIVA!! ITALY ク●見たいな地雷映画。
公務員をリストラすると言う話はこんなもんだ。
未だに実力主義を奨励する資本主義的なお話が幅を聞かせている。
何一つ笑えない。
行政をリストラするって事は自分達の首を締めているってなんで気付かないんだろうな。鑑賞者は三権分立をもう少し学習してもらいたい。公務員が仕事しないなら、させれば良いし、そもそも、仕事していない公務員っているの?
手続きが厄介で役所の窓口で嫌な思いして「公務員は何やってんだ」って「切れる」老人が日本人に多い事はよく聞く傾向。しかし、銀行なんかても同じ様な傾向がある。寧ろ、業務の簡素化とか言って「ネットによる」って考えが一般化してしまい、怒り狂う老人が増えている。だから、サービスを向上させたくば、公務員の人数は増やすべきなのだ。また、国会議員の数を減らすって言う考えも同じ。
行政や立法で
減らして良いのは、外交力の向上を考えて、軍事力くらいだと思うが。あと30分。お話はユーロ圏内のヘイトの応酬の様だ。だから、NATOが必要なのか?
もっとも、イタリアがこんな国ではないから、こんなおバカな話がお笑いになるんだろうと理解したが。
イタリアに対してこんなイメージを持つべきじゃない。
因みにレオナルド・ダ・ヴィンチはイタリア共和国でくくるべからず。イタリアは古い国のようで、ヨーロッパでは新しい国の一つ。従って、イタリア人としてのナショナリズムは日本人よりも少ないと思う。
イタリアは戦勝国たが、アフリカには宗主国としての具体的な国は無い。エチオピアくらいかなぁ。しかし、そこはイジらない方が今の世界情勢を考えると無難だと感じるが。宗主国じゃないので、アフリカからの難民も少ない。(チェニジア、とか東欧は別)だから、ドイツが「良い面の皮」になっている訳である。だって、日独伊三国同盟でしょ!従って、余り、こう言った話に正義感を持つと、難民の事も考えなければならなくなるよ。ドイツのようにね。もっとも、大和民族は絶滅危惧種なんだから、難民を受け入れるって、選択肢もあるのだろうが。一方で公務員を減らせ!って思っているわけでしょ。なんか矛盾するよね。
因みにストをする行為は法的に守られている。民間企業体であってもストをやったり組合を作る事は憲法で守られている。
その点も勉強すべきだ。公務員だからストが出来るって訳では無い。民間会社でストが出来ない事が問題なのだ。
『ローザ・ルクセンブルク』の伝記映画でもご覧あれ。