「枝野の見た目が似ている!!」太陽の蓋 アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
枝野の見た目が似ている!!
文芸作品のようなタイトルですが、エンタメ要素はありません。官僚のやり取りの演出は、初めは「シン・ゴジラ」と比べてしまい、物足りなく感じましたが慣れました。311の一般的認識が上手くまとまっている、大手には作れない真面目な作りの作品だと思います。枝野官房長官の見た目がかなり似ていますが、「直ちに影響はない」と「フルアーマー枝野」が無いのは大きなマイナスだと思います。311をショックドクトリンにして、現在は政治腐敗が極まり、国民の暮らしもどん底に落ちているので、311をきっかけに国民それぞれが生活を見直そうとした頃を懐かしく感じます。特に偏ってはいないので、監督はバランス感覚に優れていると思います。日本人は忘れっぽい国民性なので、今はもう放射性物質を放出していないと考える人もいるでしょう、制作した意義は大きいと思います。
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