マネーモンスターのレビュー・感想・評価
全142件中、121~140件目を表示
時代の切り取り方は上手いがステレオタイプ
リーマンショック以降の経済崩壊のからくり、熱しやすく飽きやすい大衆心理、メディアの在り方など、まさに現在進行形の世情を巧みに利用した作りは面白いが・・・。
開演15分はジョージ・クルーニーの御託につきあわされてつまらないが、カイル(ジャック・オコンネル)が乱入してからはテンポよく進んでいく。ただ、キャストの設定が魅力不足のため緊張感が持てず。しいて言えばカメラマン・レニーの職人気質が気に入った。
株は自己責任です。
ジョージ・クルーニーのはまり役
ジョージ・クルーニー演じるリーと犯人カイルとのやりとりは演劇のようでもあり、コントみたい。セキュリティが甘すぎるので現実感がわかない。カイルの犯行の動機がわかるようでもあるが、共感しにくい。投資は自責任で。しかし、だんだんカイルがダメすぎて可愛く見えてくる。後半はスリリングな展開に。ジュリア・ロバーツの的確な指示がかっこいい。楽しい映画でした。
株式相場で誰が儲けているのかは、みんなの疑問
ジョディ・フォスター、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツのケミストリーがいい感じに出たんじゃ無いでしょうか?
このマネー・モンスターと言う番組の設定が、いかにもアメリカンですが、番組を鵜呑みにして失敗してしまう視聴者がいるのも、いかにもアメリカン。でも、居るんでしょうね、こう言う人
それにしても、ジャックされた生放送をそのまま続けると言うと言うのは、いかにも現代的ですね。実際、そう言う事も有るかも。
監督も、俳優陣も素晴らしいのですが、足りないと思ったのが、起きたと言われる情報操作のからくりの件。これが、この事件の起きた発端な訳ですから、何故・どうやって、と言う所をもっと掘って欲しかった気がします。これだと、ジョディ・フォスターの監督としての才能と、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの演技を再確認しただけになってしまうかも!
思った以上にハラハラ面白かった!
先日見たヘイル、シーザー!のジョージ・クルーニーは、予告倒れで寝落ちしましたが・・・^^;;;
今回は、ノリノリトークにキレキレダンズで全編出ずっぱり、ジュリアロバーツとの息もピッタリでした。
生放送をジャックして、真相追及解明していく展開が、思った以上にハラハラドキドキ楽しめましたよ。
何観ようかな!?って感じで、観るなら作品的には安定してるかも・・・☆3.8
普通に面白かったけど、特出して面白くもなく、普通。 タイミングこれ...
普通に面白かったけど、特出して面白くもなく、普通。
タイミングこれしか合わなかったから観たけど、映画館で観るほどじゃなかったかなー。
単純すぎる凡作
マネーショートに比べると問題点の追求になってない。
投資の基本は、無くなって困る金は投資しないだ。
投資の鉄則です。ところが、なけなしの六万ドルを、全額ぶち込んだ立て篭り犯が阿呆にしか見えないのは、この映画の巨大な欠点だろう。
アイビス社が裁定取引をコンピュータでしていることを全然説明してないから、クオンツがブログラムが誤動作してロングポジションを取ることなどあり得ないという説明が、観客はさっぱり分からんだろう。
アイビスかダイヤモンド鉱山に投資する展開も意味不明。株式公開して持ち株の売却で、それぐらい稼げるだろ。
怪しげな新エネルギー事業に投資して大損こいた方がまだ説得力がある。
金融システムを監督が理解出来ているかさえ怪しい。
ライブ放送するなら、韓国のテロライブのほうがよほど緊迫感がある
カッコイイ♪
自己責任でなけなしの母の遺産までを株に投資し、
それが暴落したからといって、
妊娠中の恋人がいるにも係わらず、
キャスターを逆恨みして銃と爆弾を持って立てこもる。
犯人の恋人が言うとおりのクソ野郎!それに尽きる。
最終的に不正が暴かれたとて、心からの同情はできない。
でも、それに易々と表面だけ乗っかる衆愚。
この辺りをもっと突っ込んで欲しかった。
ローリスクハイリターン、そんなうまい話があろうはずはなく、
騙す方が悪い!だけでは浅い。
キャスターの命を助けるために投資をしなかったり、社長の主張に明快に反論できなかったり、
その側面も垣間見えるだけに、惜しまれる。
上映時間を2時間にすれば、十分描けたはず。
とは言え、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツは十二分にカッコ良く、
微妙な心模様には胸がときめいた。
ダイレクトな表現より、心に染みた。
広報係の女優も効いていて、存在感があった。
出演作が余りないようだが、また見てみたい。
予定調和な前半と、予想以上の後半。不正を暴いた〝即興”劇。
【賛否両論チェック】
賛:最初は保身に走る被害者だった主人公が、犯人の事情に同調し、次第に共に不正を暴いていこうとしていく姿が、痛快であり魅力的。生放送特有の緊迫感もたまらない。
否:株式売買等の最低限の知識がないと、そもそもの話の本筋を理解するのが難しい。
始めは自分の保身しか頭になかったリーが、捨て鉢になって不正を訴え続けるカイルの姿を目の当たりにするうちに、次第に彼を救うべくその饒舌を使い始める展開が、痛快であり印象に残ります。そして、そんなリーへ巧みに指示を出し、最悪の事態を防ぎながら。2人が不正を暴く助け舟を要所で出していくパティの雄姿にもまた、特有の清々しさが漂います。
前半はある程度予想出来る展開で進んでいきますが、後編からラストへの怒涛の展開は、それでも思わずハラハラさせられること必至です。まあその分、かなり都合よく話が進んでいく訳でもありますが(笑)、その辺はご愛嬌。
株式市場に関しての最低限の知識も必要ですが、生放送で巻き起こる現在進行形の緊迫感を、是非劇場でご覧下さい。
ただじゃ転ばぬTVマン
責任転嫁で籠城した痛い犯人の説得に終わらず、事件を調べ浮き彫りにして行くTVマン達の話。ミステリーや謎解きをみる作品ではない。
序盤でかなり真相はみえ、そこに向かって奔走する様子を、ムダにタラタラ引っ張ったり煽ったりせず、ハラハラドキドキテンポ良くみせてくれる。
犯人の一喜一憂するおバかな描写もリアルで面白いし、終わり方もムリヤリ感がなくて良かった。
怪獣たちのいるところ
ジュディ・フォスターの生中継はおもしろい。題名はモンスター。それは情報を扱うメディアか、情報に煽られテロに及ぶ庶民、いやテロリストを追い詰めるスナイパー。そして情報を操作し利益を得る企業。モンスターだらけで盛り上がる怪獣映画。寄りを戻すモンスターたちが何とも可愛い。
観客とリンク体験できる作品
生放送中に番組司会者が人質に… そのままライブ放送。
以前観た韓国映画『テロ、ライブ』を思い出しましたよ(内容は違ってるけど…)しかしテロ、ライブ面白いと思ったなら、こちらも面白いと思います。もちろん私も好き!
随所にいかにもアメリカだなと感じる部分もあるけれど、偶然テレビ観てたらスタジオで事件が!それを番組中断せずにライブで放送し続けたら…
実際そんな事があったら、そりゃ見続けちゃいますよね~
そんな感じでドキドキしながらスクリーンと一体になって観賞できます。観客とリンク体験できるリンク映画。
ちょっと、おちゃらけたジョージ・クルーニーが役にぴったりハマってて私たちをスクリーンに釘付けにしてくれます。
マネーモンスター
犯人に対して同情というか、最後はやるせない気持ちになる。お金に振り回されてる人間はみていて哀しい。リーの人柄と、テンポの良さやスリル感があってあっという間に感じるくらい面白かった。そして、金に振り回されなかったマンボがやけに人としてかっこよくみえた。金って、怖いね。。気をつけよう。でも、欲しい。笑
ジュリア・ロバーツかっこいい❣️
行き過ぎた資本取引市場、極度の緊迫事態での女性の冷静沈着な頑張り、どちらが主題?どちらも主題?
何はともあれ、最初から最後まで目を離せない展開の連続。映画の出来としても素晴らしいけど、ジュリアロバーツが最高にかっこいい。緊迫した場面でのキリッとした表情も、最初と最後にちょこっとだけ見せる柔らかな表情も良い。
また惚れてもた。
思ってたより小さくまとまってました
昨今の投資ブームに乗っかった作品。
犯人の行動は結構衝動的なものなので要求が特に無く、とりあえず周りが時間を稼いでるせいで、前半結構だれ気味。
結末も、ウォール街の闇というほど大きな事件が明らかになったかと言えば、そうでもない。
ラストで今日のニュースの一コマ扱いされてるような、そんな事件。
見終わった後、興奮よりも空しさがあるのは、金と未来を失った、一人の若者のことを知ったからでしょうか。
全142件中、121~140件目を表示