「久々にジョージクルーニーの当たり役きたぁ~~」マネーモンスター ぐっさんさんの映画レビュー(感想・評価)
久々にジョージクルーニーの当たり役きたぁ~~
スタジオに突然入ってきた男に生放送人気経済番組「マネーモンスター」が司会者リーゲイツを人質にジャックされる。男はテレビを通じ、意図的な株の情報操作によって全財産を失ったと訴え、ウォール街の闇を暴くために動き始めるストーリー。
「経済ものかいっ!難しいんじゃないの?どんだけぇ~~」って思った人ご安心ください。
前回、私も見た「マネーショート」よりもシンプルでわかりやすい。唯一覚えるとしたら株価の乱高下の知識だけを知っていれば十分楽しめる作品です。
そして、99分の作品なのでストーリー展開のスピードが速いし、無駄がない。番組ジャックされてから結末までハラハラドキドキのリアルタイム展開を見せる構成力が素晴らしい。
キャストメンバーも豪華!!司会者リーゲイツ役にジョージクルーニー。私はズバリこの役は当たり役だと思っています。陽気な司会者が人質事件に巻き込まれどうなっていくかぜひ本編でご確認を。(ちなみにこれまでの当たり役だと思っているのは、ダニーオーシャン(オーシャンズシリーズ)とダグラスロス(TVドラマ「ER」シリーズ)だと思っています。)
もう一人は、「マネーモンスター」の番組ディレクター、パティ役のジュリアロバーツ。ジョージとは実は「オーシャンズ12」以来11年ぶりの共演なんですねぇ(っていうか「オーシャンズ12」が11年前の作品なのかいって思ったことにビックリ!!)仲がいい役者同士だから掛け合いがいい。とても見やすくていい。(オーシャンズシリーズの時の掛け合いもすごい好きだったなぁ~~。)
番組をジャックする男カイル役には若手からジャック・オコンネル。ズバリこの人の後半の行動には自分も同情します。詳しくは言えないので本編を見てね。
ウォール街の闇がこの人質事件から暴かれていくのですが、全体を観て今言えることはお金をちらつかせても人はついてこないし、人脈(友人や恋人)は大事にしたほうがいいよってことを改めて実感させられました(私もとある美しい人を大事にします。)
ポスターには「真実は生中継で暴かれる」と書いてありますが、はたして真相は暴かれるのかぜひ本編でご確認を。
そして、ジョージクルーニーの吹き替えはもちろん小山力也さんでブルーレイ化されたらよろしくお願いします。(映画関係者さまへの希望!!)
ところで
この作品のように、マスコミと犯人との人質もの作品。なーーんか過去にお気に入りの作品があったなって思ったら、ジョントラボルタとダスティホフマンの共演作「マッドシティ」がありましたねぇ~~
「マネーモンスター」は現在のアメリカの経済事情を描いていましたが、結末どっち好きといわれたら
ズバリ!!
「マッドシティ」(お暇ならレンタルしてね!)