ファンキーランドのレビュー・感想・評価
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「家族の再生」を描いたドタバタロードムービー
問題を抱えた家族が、
ヤクの売人を旅の友として、
再生、というか「再生の入口」にたどり着くまでを描いたロードムービー。
主演3人の演技はヤリ過ぎ感もあるが、楽しんで演じているのが分かる。
ヤク中の母親をドラッグ更生施設に入れようとするも尿検査の結果が陰性...
ヤク中の母親をドラッグ更生施設に入れようとするも尿検査の結果が陰性で施設に入れない。施設の先生がドラッグやって陽性にすればいいとか提案してくる。ありえん。
取り引きの通訳をする場面が面白シーンだと思うのだけれど全然笑えなかった。
ジェシーアイゼンバーグがゾンビランドで有名になったからのタイトルなのだろうけれど、ファンキーという言葉の意味が何一つ当てはまってない映画だった。
後半は自然
ジャンキーの母のためドタバタ劇で始まるし、ドラッグディラーなども登場するが、途中から自然な感じになる。普通にいそうなピアニストを目指す学生が家族をまとめ、告白し、夢を実現しようとする物語。
さらりと爽やか。
つまらなくはないけど、面白いとも言い難い
あらすじをちょっと読んだ限りではもっと笑えるドタバタコメディだと思ったんですけど、思いのほか笑えるシーンは少なく、コメディ映画としては少々物足りない内容に仕上がってしまった印象ですかね。
むしろジャンルとしてはヒューマンドラマに近かったかな?でもそこまでグッと来る話でもなかったし、何かこうどっちつかずで中途半端、つまらなくはないけど面白いとも言い難いパターンの典型的な作品だった気がしました。
DVDスルーだし、ジャケ写や邦題からそこまで期待はしてなかったんで、まあそれほど落胆はしませんでしたけど、どうせならもっとファンキーな映画を見たかったなぁ、このジャケ写やあらすじでそれほど盛り上がらず変にいい話としてまとめられても、ちょっと・・・。
まあヤク中の母にメリッサ・レオ、それに振り回される息子にジェシー・アイゼンバーグ、このキャスティング自体は最高でした、この2人だったからこそ、このジャケ写でも見たくなるって感じで、何だかんだで面白い映画になっているんじゃないかと、ついつい期待したくなる2人ではありましたよね。
これでそこまで面白くならなかったのがホント不思議、音楽学校のオーディションに行きたいイーライ、その為にはヤク中の母ペニーを厚生施設に入れなければいけない、これは絶対とんでもないドタバタ劇が繰り広げられるなと、もう序盤の時点で面白くなりそうな雰囲気満載だったのに、大して面白いドタバタ劇にならなかったのは本当に勿体無いとしか言いようがなかったです・・・。
靴下人形が手放せない妹ちゃんも、思いのほか効果的ではなかったような。
もう少しかき回すのかと思いましたが。
かき回すと言えば、ゆる~いドラッグの売人2人も、もう一つかき回す存在にはなれずで中途半端、島崎俊郎と出川哲朗を混ぜ合わせたような顔のトレイシー・モーガンは、もう顔だけでも面白いのに、それでいて特に笑いを取れずでは・・・。
ただ個人的に、イザイア・ウィットロック・Jr.が演じたブラックの方は、特に何もしてないけど何故かパン食べている姿が妙にツボに嵌って、そこだけはちょっと面白いと思いましたけどね。
しかし母親の件も、イーライ自身の音楽学校や恋の話も、終盤急速にまとまってしまった印象で、何となく消化不良・・・もっと強烈なドタバタ劇の後だったら、ヒューマンドラマ部分にも感動できたのでしょうけど。
まあいつものジェシー・アイゼンバーグらしい演技は堪能できましたし、メリッサ・レオのジャンキーぶりもさすがの演技で、メインの2人の演技はホント十分堪能できましたけどね、ただ全体的に印象薄な映画だった感は否めないかと、そこまでつまらないって訳でもないんですけど・・・。
黒人麻薬ディーラー、二人の安ッぽさ
黒人二人のディーラーは顔から何からダサくて麻薬ディーラーの怖さも希薄で気の良い普通のオッサンにしか見えず作品全体に悪影響を与えている気が。
内容はイカれた母親に振り回されながら結構J・アイゼンバーグ自体がイカれた感満載で楽しくは観れる。
ヤク中母親とボケ息子、ぬるいチンピラ
コメディと言うにはドタバタが過ぎる。
特に母親は見ていられない位、アホで救いようがない。
ヤクの売人もショボいし、アホな母親と息子に手伝わせるなんて、リスキーな真似を安易にする。
私自身は面白みを感じなかったので、残念な作品。
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