奴が嘲笑うのレビュー・感想・評価
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【”優秀な飼い犬は、唾棄すべき飼い主の首筋を食いちぎる。そして喧嘩する程、仲が良い。”今作はスリリングなストーリー展開にコミカル要素を絡ませたサスペンスミステリーである。】
■優秀だが、自信過剰な弁護士・ビョン(故、イ・ソンギュン)は、女子大生ミンジョン殺害の容疑をかけられた製薬会社のムン会長のジョンファン運転手の弁護を依頼される。
犯行現場には大量の血痕があるが遺体は行方不明で、被告人の目撃証言もある。ビョンは裁判に勝つため、ある証拠と偽りの証言を用意するが、徐々に製薬会社のムン会長の様々な悪事に気付いて行く。
だが、彼はそれに気づかぬふりをして、後輩だったソンミン判事(キム・ゴウン)の軽蔑の眼差しの中、或ることを画策していた。
◆感想<Caution!やや内容に触れています。>
・自信過剰な弁護士・ビョンを演じた故、イ・ソンギュンの、飄々としたコミカル演技が面白く、最後には気持ち良くまんまと気持ち良くやられる作品である。
・物語構成も、流石、韓国サスペンス。良く出来ていると思うし、二転三転するストーリー展開も面白いのである。
・ビョンとキム・ゴウン演じるソンミン判事は、明らかにお互いに惹かれ合っているのに、弁護士と検事という対立するポジショニングが、ラストの爽快さに繋がっている展開も良き作品である。
<今作はスリリングなストーリー展開にコミカル要素を絡ませたサスペンスミステリーなのである。>
後味すっきり〜
タイトルとのギャップが
タイトルと中身(内容)のギャップ
奴が嘲笑うってタイトルとパッケージの写真を見ると、何やら怖そうな感じがするでしょ…
コミカルでシリアスで、ちょっぴりいつものゲスな韓国映画です。
ちょっぴりといっても死体解体はあります。暴力描写がないくらいです。でもサスペンスです。
死体なき殺人事件がおこり、それを担当することになったやり手弁護士と無罪を主張する犯人とその弁護を依頼したある会社の会長が絡みあう。
冒頭から、この弁護士が少しチャラい。昔やってたテレビドラマのリーガルハイ的な弁護士を想像していただければw (只今真田丸で主役・絶賛放映中)
タイトルとパッケージの写真からグチャグチャのドロンドロンを想像すると、あまりにも痛快すぎてびっくりするし、このパッケージだけで観るのを躊躇してたら損するよ~的な?両方とれる作品
キムゴウン
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