トリプル9 裏切りのコードのレビュー・感想・評価
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見応えありでした。
唐突に始まるので最初こそ「?」これは難解そうだぞ!と覚悟して観たが、案外分かりやすく仲間が一人ずつ死んで行くストーリーに固唾を飲んで観れた。
最初に殺されたのがアイツだったのが、ここでこいつが?これは誰が死ぬか分からないぞ!と緊張感が増したように思う。
ロシアンマフィアやら麻薬組織、警察内部と色々出て来るけど、仲間4人にスポットが当たってるのも親切で見やすかった。
ラストは題名のトリプル9に引っ張られ過ぎてる感じがして、そこが観たいんじゃないんだけどなぁと少し消化不良だった。見たかったのはロシアンマフィアのボスまで殺すところだったのだけど…ケイトウィンスレットとのけじめの付け方は、このやり方するんだったらもっと早く出来ただろうとは思った。
因果応報と言うか悪い奴には天罰が下る感じで案外見終わったあとはスッキリしている。
この115分で物語を読み取る力がない人は見ないほうがいい 低評価を...
この115分で物語を読み取る力がない人は見ないほうがいい
低評価をつけるのは登場人物が多く、ロシアのマフィアや警察の関係性など、ストーリーについていけていない人ではないだろうか
確かに始まりは唐突だったが、しっかりと整理しながら見るとかなり良質なクライムアクションである
主役級ではない名脇役が揃っているのも見応えアリ
R15であるもののそこまでグロいと感じる事はないが銃撃戦のリアルさは画面に食いついてしまう
口封じのために一人一人が殺されていく展開は予想がついたが、個人的にはマーカスも殺しておくべきではないかと疑問に思った
海外ドラマのトゥルーディテクティブしかりウッディハレルソンの警官役がかなりハマっていると感じるのは私だけだろうか
アベンジャーズシリーズでファルコンを演じているアンソニーマッキーはいい役感が拭い捨てられないが、悪者になりきれないあたりはハマリ役か
やはり映画館で鑑賞しておけばよかった、と後悔した一作であった
ケイト・ウィンスレット
『プロポジション』『ザ・ロード』『欲望のバージニア』のジョン・ヒルコート監督。けっこう好きなので見に行った。どっちかっていうと寓話的な作風で、今回、現代劇でミスマッチじゃないかと見る前心配だったけど。案外ちゃんと現代劇しており面白かった。
強奪団が一人一人脱落していく…。こんな映画って何百本もあるような。オーソドックスなお話だけども、それを飽かずに見せていてエラい。
ストーリーにあんまり関係ない、道端のオバさんとかバーでのストリップとかを張り切って撮っているバランスの悪さも良い。
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ケイト・ウィンスレット、すんごく上手い女優さんだけども、今回はちょっとやりすぎちゃった気が。
ヒルコート監督って、血まみれの男達の話ばっかり撮っているけども、何年か経って印象に残っているのは案外女優陣、エミリー・ワトソン、シャーリーズ・セロン、ジェシカ・チャステインなどなど。ウィンスレットも、後からジワジワくるのかもしれない。
個人的に残念だったのは、大好きなノーマン・リーダスとガル・ギャドットの出番が少なかったこと。もうちょっと活躍が見たかった。
職務中の警官が銃撃された事態に警察内部で発信されるコード”999”...
職務中の警官が銃撃された事態に警察内部で発信されるコード”999”を悪用する汚職警官を含む強盗団による周到な銀行強盗計画を巡る人間ドラマ。キウェテル・イジョフォー、ウディ・ハレルソン、ケイシー・アフレック、アンソニー・マッキー、ノーマン・リーダス、ケイト・ウィンスレット、ガル・ガドット・・・個性的な俳優をよくぞここまで集めたなと感心するほど豪華な演技陣なのに全体的にパッとしないのは各キャラクターの人物描写が今一つ中途半端だからかと思います。汚職警官達がロシアン・マフィアと癒着していく様をもっとじっくりと描くことで正義感に燃えて孤軍奮闘する若手警官との善悪のコントラストを鮮明にしていたらもっと深みのある作品になったのに残念に思います。
とはいえ、冷酷なマフィアのボスを堂々と演じたケイト・ウィンスレットは見事で、最後まで彼女が演じているとは気付かなかったほど。ちなみに本作の日本版予告編は物凄くよく出来ていて、作品の要所を分かり易くきちんと纏めておりその編集手腕に舌を巻きました。
日本は治安が良い
渋みがあふれるクライムアクション。心の機微をバイオレンスと混ぜながら展開するのでリアルな感覚でたのしめるが、逆にスカッとするノリを楽しみたい人には不向きなつくりになっている。
数人を除いては全員悪党の群像劇で特定の主人公はおかずに映画は展開するから、これまたノレない人には駄目かもしれない。特にクリスは話に関わりそうで実は関わらない。という立場で完全に蚊帳の外だ。
映画のキャラの誰かひとりに感情移入ができれば充分に楽しめるだろうが、そうでないとツライ、とてもツライ。
それが充分に楽しめないのは結局は日本は治安が良いからなのだろう。
悲しき因果応報。無法者達が辿り着いた結末とは。
【賛否両論チェック】
賛:様々な事情で悪事から抜け出せなくなった男達が、やがて破滅していく様子が、非常に緊張感のある展開の中で描かれていくのが印象的。人間ドラマやアクションを併せて堪能出来る作品。
否:生首等のグロいシーンが多く、苦手な人には向かない。
様々な理由や事情によって、悪事から抜け出すことが出来なくなり、次々と犯罪を重ねていく悪徳警官達が、やがてその因果によって身を滅ぼしていく様が、非常にスリリングな描写で映し出されていきます。
一方難点としては、グロシーンが結構多いことでしょうか。生首のシーンなんかもあったりするので、苦手な人には向きません。
重厚な人間ドラマとしても楽しめるだけでなく、緊迫感溢れるガンアクションや、ハラハラのサスペンスも楽しめる作品に仕上がっています。
アトランタはヤバい街
ノーマン・リーダス:まさかの早期退場
ケイト・ウィンスレット:面影ゼロ
ウッディ・ハレルソンの映画かな、これは。
ケイシー・アフレック:主役?髪型がイケてない
キウェテル・イジョフォー:影の主役
アンソニー・マッキー:キウェテル・イジョフォーとカブってる
リアル
86本目。
豪華キャストで驚いた。
日常までとはいかないと思うけど、アメリカなら間々、あること何だろうと思う。
リアルで好き。
タイトルがな、裏切りって付いてるからなぁ。
日本向けに直さなくてもいいと思う。
後味に苦味が溢れる快作。
まさに「思わぬ拾い物」だった、これぞ落穂ひろいの一本。
汚職警官と癒着マフィアの話、登場人物も多いけれど、交通整理はスッキリ。
「誰が悪いヤツか」を明かした上での、視点・場面の切り替えによる巧みな話運びが気持ちよかった。
なにより善悪各々の「心の機微と葛藤」が、白黒だけでは割り切れない人生の生々しさが◎。
ファルコンが単身メインを張るのも嬉しい作品。
注:
観に行くなら独りで、がおススメ。
デートには使わないことが重要。
なにげに豪華キャスト
なかなかにハラハラと楽しめた。
そして、なにげに豪華キャスト。キウェテル・イジョフォーやアンソニー・マッキーなどもう悪い人の役をやらない人達が悪い役をやってるのでそれも楽しめた。
ストーリー的には、ん?、と思うところもあったし計画性と行き当たりばったりのバランスには笑っちゃったけど、楽しめたから良し。
(しかし、ベン・アフレックみたいな人だな〜と思ってたら、彼がケイシー・アフレックなのね…)
全編を通じて緊迫感の有るストーリー展開とリアリティ溢れるガンアクシ...
全編を通じて緊迫感の有るストーリー展開とリアリティ溢れるガンアクションが凄く良かった☆役者も全員良い!ただ、神様の存在と仕事の成果を一緒にしないで!
ハリウッド映画の敵役はロシアンマフィア。唯一の例外は「ルーシー」。キウェテル・イジョフォーの存在感。
Movix堺で映画「トリプル9 裏切りのコード」( Triple 9)を見た。
平日金曜日の午前中なので観客は4-5人だろうと予測したが、
実際には10人以上が入っていた。
出演はケイシー・アフレック。
「バットマン」ベン・アフレックの弟である。
近作は「ザ・ブリザード」
「インターステラー」
「ファーナス 訣別の朝」など。
アンソニー・マッキーは「アベンジャーズ」シリーズに出ている。
ケイト・ウィンスレットは最近は「ダイバージェント」シリーズなどで強面の役が多い。
「とらわれて夏」では色っぽい役立ったが。
ケイト・ウィンスレットの妹役のガル・ギャドットは「ワンダーウーマン」や
「ワイルド・スピード シリーズ」で活躍している。
存在感があるのはキウェテル・イジョフォーという男性俳優。
中国映画と韓国映画では敵役は必ず日本や日本人であるが、
最近のハリウッド映画では敵役はほとんどがロシアンマフィアである。
例外だったのは韓国人マフィアが多数出演しているスカーレット・ヨハンソン主演の「ルーシー」くらいか。
本作でもケイト・ウィンスレットがロシアンマフィアのボス役である。
登場人物は大別すると4つのグループに分けられる。
①善い警察官
②悪い警察官
③メキシカンマフィア
④ロシアンマフィアである。
警察官なのに強盗犯。
警察署長なのにコカインを使用。
などそれぞれの登場人物がやりたい放題。
最近のアメリカ映画はこういうのが多い。
米国社会の混迷を映画が鏡として映しているのだろうか。
映倫区分はR15+。
メキシカンマフィアに斬首された多数の首などの表現のせい。
上映時間は115分。
長さは感じない。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
初めは分かりにくいが映像はリアル
スタートからスピーディな展開で、登場人物の関係性が分かりにくいが、銃撃戦や暗いトーンの撮影は好ましい。
アメリカTVドラマでおなじみのメンツを揃え、ケイト・ウィンスレットの女ロシアマフィアぶりも楽しめる。
今後もキウェテル・エジォフォーにマルチな活躍を期待したい。
正統派に渋い犯罪モノ
前作「欲望のバージニア」から期待を裏切らずに渋味のある作品を撮ってくれた。
序盤は戸惑うモノの段々と整理出来て辻褄が合って行く構成は中々の見所がある。
C・アフレックが良い役者だと再認識させられる存在感。
「ファーナス 訣別の朝」での共演も記憶に新しいW・ハレルソンも好演していて他の役者陣も渋い。
久々に本格的でアメリカのクライム、サスペンス的なジャンル映画で良かった。
マン氏もタジタジな位にJ・ヒルコートは監督としての手腕を発揮していて最高。
警察内部に強盗集団、刺青だらけのギャングなどリアルに描かれている演出が素晴らしい。
ハズレ
これはストーリー予習してから見ないと分かりづらい。
アンソニーマッキーもあんまいいとこ無かったのは仕方ないか?
あと、個人的にはイリーナにだけは死んでほしかった。あのクソビッチぶりは見てていい気はしなかった。
わかりにくい
話自体は難しくないけど、繋がりが見えにくく、背景がわからないままいきなり話が始まり、そのまま展開して行く為、あらすじぐらいは予習しておかないと入り込みにくいし、汚職警官と言う設定なら、それだけで良かったんじゃないかな?
後味の悪さはなかなか良いけれど、あまりにも含みを残し過ぎる中途半端な終わり方でみる側に委ね過ぎ。
もっと単純明快な構成だったら良かった。
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