「ケイト・ウィンスレット」トリプル9 裏切りのコード 小二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ケイト・ウィンスレット
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『プロポジション』『ザ・ロード』『欲望のバージニア』のジョン・ヒルコート監督。けっこう好きなので見に行った。どっちかっていうと寓話的な作風で、今回、現代劇でミスマッチじゃないかと見る前心配だったけど。案外ちゃんと現代劇しており面白かった。
強奪団が一人一人脱落していく…。こんな映画って何百本もあるような。オーソドックスなお話だけども、それを飽かずに見せていてエラい。
ストーリーにあんまり関係ない、道端のオバさんとかバーでのストリップとかを張り切って撮っているバランスの悪さも良い。
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ケイト・ウィンスレット、すんごく上手い女優さんだけども、今回はちょっとやりすぎちゃった気が。
ヒルコート監督って、血まみれの男達の話ばっかり撮っているけども、何年か経って印象に残っているのは案外女優陣、エミリー・ワトソン、シャーリーズ・セロン、ジェシカ・チャステインなどなど。ウィンスレットも、後からジワジワくるのかもしれない。
個人的に残念だったのは、大好きなノーマン・リーダスとガル・ギャドットの出番が少なかったこと。もうちょっと活躍が見たかった。
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