「後味に苦味が溢れる快作。」トリプル9 裏切りのコード 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
後味に苦味が溢れる快作。
まさに「思わぬ拾い物」だった、これぞ落穂ひろいの一本。
汚職警官と癒着マフィアの話、登場人物も多いけれど、交通整理はスッキリ。
「誰が悪いヤツか」を明かした上での、視点・場面の切り替えによる巧みな話運びが気持ちよかった。
なにより善悪各々の「心の機微と葛藤」が、白黒だけでは割り切れない人生の生々しさが◎。
ファルコンが単身メインを張るのも嬉しい作品。
注:
観に行くなら独りで、がおススメ。
デートには使わないことが重要。
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