バーニング・オーシャンのレビュー・感想・評価
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安全第一。
2010年に実際に起こった海底油田の事故を綿密に描いた作品。
ピーター・バーグはどんどん腕を上げてきている。彼の監督作品は「キングダム 見えざる敵」以来ずっと観ていて、ハズレがないなぁと思っている。「バトルシップ」もOKである。
今回は事故の再現に心を砕いているのがよくわかる。この事故で実際に亡くなったひとがいるのだから、生半可な気持ちで映画は作れない。
親会社の慎重さを欠いた強引な進行が、この事故を招いたと映画ははっきり描いている。ジョン・マルコビッチは損な役回りだ。
でかい施設の中を泥水が噴きあがっていくシーン、施設全体が炎に包まれる瞬間、作り物とわかっていてもすごいことが起こっているというのが実感できる。
安全確認、危機管理。とてもとても重要である。肝に銘じておこう。
工場管理や保全業務に関わる人間なら観とくべき
災害ものだけど決してスペクタクル的な要素を狙っているのでは無い感じです。
実話に基づいているから勝手に派手な展開を付け加える訳にはいかないというよりは、あくまで男達(だけじゃ無いのは重々承知ですが、なんかこう書いた方が伝わりやすい気がするのは何故?)の働く現場と、そこで起きたトラブルを描くというのスタンスで作られていると思うので。そのトラブルがとんでもない大惨事ではあるのですが。
だから、災害シーンが物語的にいまいち盛り上がりに欠けるとかいった批判は、ちょっと違う気がします。
特に工場管理や保全業務に関わる人間なら、その感じ分かる!と思える描写が沢山あるのではないでしょうか。
自分は直接そういう部署に居た訳では無いのですが、軽口を言い合いながら緊張をやり過ごす作業員たちとか、色々な不具合を抱え、様々な部署が入れてくる横槍を調整しながらも仕事を進めていく様子とか、いちいち共感して観てました。
直接的に災害を引き起こす指示を出してしまうあの人も、単に無知な素人が金の事だけ考えて強引に事を進めたというのではなく、エンジニアとして周りの人間を説得しているというのをちゃんと描いているのも誠実だと思います。結果的に誤った判断ではあるのですが。
冒頭の娘とのやり取りとか、映画的な描写も丁寧ですし、派手な展開に期待し過ぎ無ければいい映画なんじゃないでしょうか。その意味で宣伝はミスリードでしょう。
ともかく、自分はこの映画を観ながら何度となく泣いてしまいました。
衝撃。興味深い。
久しぶりのディザスタームービー
予算カットが導いた惨劇
引きちぎられたナットが弾丸のように人を襲う
燃え盛る炎はすごい!!
2017-13
実話と知らずに観賞。
完璧に人災。
でもなんだろう、なぜかのめり込めなかった。
他のレビューがいいので本当に理由わからない。
ずっと、テレ東の午後のロードショーで何年か前の見てなかった映画を観てる感じが拭えなかった。
自分が変なんだと思う。
毎度ですけど笑
この映画は実話に基づいていて、実際に死者も出た惨劇です。
感動の押し売りはせず、リアリティを追求したドキュメンタリーだと思って見るのが正解。
爆発のシーンはすごい迫力。
見ているこっちも煙たくて、肌はぬるぬるして、逃げ出したくなる気にさせられました。
ウォールバーグさんは、ファスベンダーさんと並び、今年よく映画館でお会いしますね。
カート・ラッセルは、この時期、ミスター・ノーバディのノリノリなボスから、エゴお父さんから、人情あるボスまで色々と演じてますね。
ディープウォーターホライズン
タイトル見てB級アクション映画かと思ってあらすじ読んだら全然違いま...
タイトル見てB級アクション映画かと思ってあらすじ読んだら全然違いました。実際の事件を元にした真面目なサスペンス。
海上の海底石油採掘施設というあまり馴染みのない舞台で聞き慣れない専門用語も沢山出てくる作りながら、意外に状況が分かりやすく描かれていてハラハラしながら状況を見守りました。ちょっとNHKスペシャル的ドキュメンタリーを見た時のような印象も。
安全を維持するにはお金も労力も無駄なくらいかかるけど、事件が起きてからでは遅いんですよね…。様々な現場に共通する普遍的な教訓が描かれていると思いました。
採掘現場の機械だらけの背景にはなんともときめくものがありますね。火災の映像も(実話を元にしていると考えると不謹慎な気もするが)実に迫力があって美しかったです。
劇場鑑賞をおすすめ...
必要不可欠なエネルギーの利潤と安全
凄惨な事故
脱出劇に終わってしまったのはちょっと残念
最後まで集中して見ることができた作品です。
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