デザート・ストームのレビュー・感想・評価
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実はお金がかかっていないジャケ詐欺映画。
デスバレーで開催される音楽フェスに行くために砂漠で遭難する人達のお話。
「砂嵐が見どころなんだろ?」とタイトルで決めつけてはいけない映画だ。(邦題だしね。)
音楽フェスも日本で言えば「北アルプスのある場所でやるから勝手に来い!」的感じで。誰も行かなさそうな場所・ルートで淡々と遭難してやがる。
「少しサバイバル感が強いのかな?」とも思ったが、意外にサッパリだった。
「肝心の砂嵐は?」というと、来ることは来たんだがあまり影響も与えず、、、、、。
砂の風で終わった。。。
砂嵐的パッサパサ〜が人間にあまり無いw
もう少しは人間に砂被せろよ。
砂漠で遭難した彼らはどうなるのか?
エンドロール中に流れる1シーンに愕然とする。
どうやらフェス会場に着いたらしい、、、。
しかし、あるのは看板だけ。
制作費はいくらかかっているのだろうか?
砂漠ドキュメンタリーのサブとして作ってみたと言われても納得の低作品でした。
オススメは全く致しません。
役者がド素人に見えないのが唯一の救いか?
「無知な場所に行くとこうなるのよ!」的感覚だけは味わえます。
ショボいしクズばかりだし、内容的には相当微妙、でもミーシャ・バートンが見れればそれで良し、だな・・・
タイトルやジャケ写の様子からこれはきっと砂嵐でドエライことになる映画なんだろうなと思いつつ見てみたら、砂嵐自体は終盤にちょっとだけって感じで、CGもショボかったし、正直そこに関しての消化不良感は否めない映画だったかと。
日本での劇場未公開作は大体はジャケ写詐欺映画が多いので、特別落胆まではしませんでしたけど・・・。
で、結局メインは砂漠でのサバイバルと、主人公ジェイに纏わる屈折した人間ドラマって感じでしたかね。
まあどちらも特別見応えがあった訳では無かったので、いかにも未公開作だったなと、妙にそこは納得だったりもするのですが、極端につまらないって訳でも無かったので、まあ元々未公開作だからハードルも相当低かったし程々には楽しませてもらいました。
こう言っては何ですが、最近は専らB級映画専門女優と化したミーシャ・バートン主演映画ですから、そもそもそう高望みはしてないんですよ(苦笑)
私生活では問題山積み女優でも、私は単純にミーシャ・バートンが好きなので、もうこれはこれでOKです、前にも書きましたけど、顔が好みなんですよねぇ(←何かゲスいコメントでスイマセン)
内容がショボくても、やっぱりミーシャの映画はこんなもんだよな~と、逆にネタ的に楽しませてもらいました。
ちなみにあまり未公開作は見ない方が普通に内容目当てで見たら、ショボすぎてある意味ビックリすると思いますのでご注意を・・・。
しかし砂漠でサバイバルするメンバーがあまりにクズ過ぎて驚いた、ミーシャ・バートン演じるジェイとその兄以外、ほぼクズな連中ばかりで感情移入し難く、砂漠で一人、また一人脱落していっても、これだと特別何とも思えないと言うか・・・もう少しキャラ設定を何とかできなかったものかなぁ。
しかも一番最初に脱落した者の原因がそれって・・・砂漠全然関係ないし(苦笑)
砂漠云々よりも極限状態に追い込まれた人間の醜さみたいなものを描きたかったのかもしれませんが、元々クズな人達でしたので、今更醜い心見せられてもねぇ・・・。
刑務所上がりのジェイに纏わる屈折した人間ドラマも、境遇には同情するも、描かれ方が中途半端過ぎてそこまで感情移入できず。
何か全てにおいて中途半端なストーリー構成だったなと、そう思わずにはいられない雑さが目立った映画でした。
そもそも車壊れすぎ、砂漠で開催されるロックフェスに行くのに、ちょっと砂漠ナメすぎでしょ!
ホント内容的には相当微妙でしたが、とは言え、私的にはムチムチ化したミーシャ・バートンが見れればそれで良しな映画でしたので、まあそれだけで十分です、と自分に言い聞かせるしかないんだなぁ、これが。
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