「米国 VS ヨーロッパ」マイケル・ムーアの世界侵略のススメ tokyocinemalogさんの映画レビュー(感想・評価)
米国 VS ヨーロッパ
「ヨーロッパ諸国の素晴らしい体制、制度を真似る」のがこの作品の大筋だけれど、Michael Mooreだとこれが「侵略」。
ターゲットにアジアの国は1つも出ていない。まあ、持って帰りたいアイデアなんて無いのでしょう(笑)。
前半は結構笑えます。イタリア、フランスあたり。アメリカ、というか彼独特のユーモアが冴えていて。
ノルウェーのハルデン刑務所がまた登場していたのに驚き。世界一憧れの、いや、有名な刑務所になってしまったかも。。。
後半の旅、女性の社会進出を扱ったあたりからはちょっとシリアスな感じ。個人的には最初のテンポよい笑いで締めくくっても良かった気がします。
とにかく、働きづめで常にストレスを抱えた日本人にもおススメする作品。
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