「小難しい話一切なし、潔いアクション映画」エンド・オブ・キングダム tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
小難しい話一切なし、潔いアクション映画
エンド・オブ・ホワイトハウスの続編
前作を視聴していなくても全く問題ない。
前作は震え上がるようなスプラッターホラー並の過激なアクションの連続だったが、今回は演出上あまり画面が明るくないのに加え、露骨な描写は控えめだ。
テロリストが一斉に蜂起して各国首脳を殺戮していく
非常にシンプルゆえわかりやすい展開。前回のようにトンチキなシステムが登場することもなくテロリストVSシークレットサービスという構図を楽しむことができる。
ジェラルド・バトラーがとにかくかっこいい、無駄のない一撃必殺のアクションはジェイソンボーンのようだ、
スーツ姿で拳銃を武器に大統領を守るという任務を遂行する姿は本当に格好いい
見どころは冒頭のカーチェイス、中盤のマーシャルアーツ、後半のトゥモローワールドのような長回し、アクション映画として要点はきっちり抑えている。
邦題は原題よりも都市から王国に終焉を迎える範囲が拡大しているが、前回のように同じ方向性の作品が同時期に公開されていない以上、続編としてのタイトルフォーマットに則ったわかりやすさは大事で、今回はいい邦題だと思う。
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