「最低、最悪な状況を乗り越える歌(みんな)の力に感動。」SING シング 林檎さんの映画レビュー(感想・評価)
最低、最悪な状況を乗り越える歌(みんな)の力に感動。
子供の頃、劇場の魔法に見せられた主人公バーグが泣かず飛ばすの劇場ムーンで繰り広げるコンテスト。
バスター・ムーンは劇場に恋をした。
なんだっけ?そもそもなんで劇場に魅せられたんだっけ?
ナナの歌を劇場で子供の頃、見たからだ。
特にムーンが改心することも無く、辛辣さを体験し、また這い上がる、物語。
自分の父親がやっていた洗車屋(自分は継がないと言っていた)をきっかけにまた立ち直るところが良い。
とにかくラストのライブショーのシーンが良い。
劇場が壊れ、バスターも居なくなった。歌い手もそれぞれの問題を抱え歌うこともままならない。そんな最低な状況からみんなが歌うを人々の心を惹き付ける歌。それが最高に気持ち良く感動的。
どんなことが起ころうともそれを跳ね返す強さ、機転、偶然ではなく登場人物たちの力で乗り越えた、と思われるシーン。とっても好き。
きちんとナナが再建に一役かってくれるところも良いね。
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