「名曲メドレー」SING シング やまだたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
名曲メドレー
コアラの運営する破産寸前のシアターで歌コンテストをするお話。
コアラのバックストーリーは良かったのだが、コンテスト参加者にもスポットライトを当てているせいで前半はテンポがかなり悪かった。
とにかくキャラクターが多い。
1人1人のキャラクターを掘り下げる前に次のキャラクター次のキャラクターと、スポットが切り替わるのでキャラクターを好きになるのに時間がかかってしまった。
さらに隙あらば有名ポップソングをひたすら流すゴリ押し感も、あまり好きではなかった。
後半ストーリーが意外な方向に進み出してからは、キャラクターに感情移入できたし、純粋に応援したくなったし楽しかった。
曲も前半とは違い、映画を盛り上げるのに上手く生かされていて良かった。
ただ有名な曲に頼ってしまってる感は否めない。もともと好きな曲だから映画の中でどの様に使われても印象にのこるし。
オリジナル曲だけで、それ以上の印象と感動を与えてくるディズニーって凄いなって改めて思った。
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