「歌もいいがキャラ設定と話が肝」SING シング 月野沙漠さんの映画レビュー(感想・評価)
歌もいいがキャラ設定と話が肝
※追記
2017/04/14、川崎チネチッタで字幕版を。
前回、吹替版を観てとても良かったので字幕版でオリジナルの歌声も聴いてみたいと思い鑑賞。
結果、どちらが秀でてるということも無く、それだけ吹替版が良く出来ているということですね。
強いて言うなら、ラストのミーナの歌声はオリジナルのトニー・ケリーの方が吹替版のMISHAより良かったかも?あとキューティーズと呼ばれてた5人組のレッサーパンダの女の子たちが日本語で喋っていた。吹替版だと何語か判らない言葉で喋っていたのでハッキリしなかったけど、やっぱり日本のアイドルの投影だったんですねw
全員が同じような服着て、同じ笑顔で同じ行動をとり、言葉が通じないw可愛いけど不気味。外人には日本のアイドルグループってああいう風に見えてるんだろうなw支配人のバスター・ムーンがこの子達を怒らせてひっぱたかれるシーンがあるんだけど、吹替版だと何で怒ったのか解らないwでも字幕版だと辞書を使いながら失礼な言葉に誤訳したと解る。何か誤解したんだろうなとは判ったけど、ちょっとキョトンとしたなあw
2017/03/19、109シネマズ川崎で2D吹替で鑑賞。
前作のミニオンズが自分的にイマイチだったし予告編を観て、またただのドタバタギャグかと思ったのでこの作品は観なくてもいいかな、とか思っていたのだが、意外にも評判がいいので観てみたら大正解。声優陣の歌唱力も素晴らしかったが、この作品の肝はなんと言ってもキャラ設定とストーリー。
序盤のキャラ紹介がテンポよく進み、なおかつ解りやすく、ホールのオーナーとオーディション参加者が各々癖があったり事情を抱えてたりして、感情移入しやすく、そして話が進むうちにオーディション参加者とオーナーの夢が一体になって大団円を迎える展開は見事!
字幕版も見に行こうかな^^