「なんと不思議なジャパニズム。」少女椿 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
なんと不思議なジャパニズム。
今の日本という国では「誰が」「何のために」「誰に向けて」こんなものが作られてしまうのだろう…と本気で悩んでしまった一本。
脚本・演出・演技・美術セット、全てが学芸会レベルなのに商業映画として金を取る不思議。
唯一少しだけ良かったのはチャランポ・ランタンの主題歌か。
丸尾末広と予告、そして主題歌が気になっての鑑賞だったが。
そこにあったのは何故かVAPが金を握らせた監督の、自己満足極まりない観ていて頭が痛くなるオナニーだった。
映像的にも目新しさも無く、センスのかけらも感じられず。
これで何の賞を取ったのだろう?と思わず監督を検索したら、作品通りの人が出てきて辟易したことはここに記す。
「『映像化不可能と言われた禁断の作品』ならば、何故そのまま放っておかなかったのだろうか?」
そんな疑問がどうしても拭えず、ましてや出資してこれを撮らせた人間は、コレのどこに満足してGOを出したのだろうか?
謎が謎を呼び、夜も寝られない(いや、寝るのだけれど)。
「映画とすら呼べない」ものに、まともな感想はつけられない趣味レベルの作品。
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