「壮大な内輪揉め 再び!」ジェイソン・ボーン Mt.ブルーさんの映画レビュー(感想・評価)
壮大な内輪揉め 再び!
初の劇場鑑賞、過去シリーズは、テレビで鑑賞。感想・・・まあ、楽しかった(ツッコミどころは、多々あれど!)
まず、ニッキーは、何故CIAにハッキングしてまで、トレッドストーン計画の情報を盗んだのか?(だけじゃない?)
トレッドストーン計画にジェイソン・ボーンの父親が関与していることを知りボーンに知らせようとする。
ランボー3のスタローンのように(笑)ストリートファイトで生計を立てる世捨て人状態のボーンの荷物にメッセージ「○○広場に○○時」・・・今話せよ!!
おかげで、わざわざデモの中でCIAの追尾を受けながらボーンとやっとこさ接触。しかし、作戦員によってニッキー帰らぬ人に。
父親が口封じで暗殺され、その首謀者が宇宙人ジョーンズであることを知り、ラスベガスへ、はた迷惑なカーチェイスの末、ジョーンズならびに、謎の執念でボーンを亡きもとにしようとしていた作戦員をやっつけ、めでたしめでたし。
己の野心で上司を殺害したヒロイン、ヘザー・リー。ボーンを仲間にと説得、しかしボーンは、「お前の腹黒さは知ってんだよ!」と言わんばかりに答えを濁して姿を消す。
ざっくり言うとこんな感じ?
演出面では、記憶が戻っているはずなのに父親との会話シーンがフラッシュバック的な感じ、普通に回想的な演出でいいのでは?
相変わらずアクションは、手ぶれ全開で目が疲れる。歳かな?(笑)
アイアンハンド計画は、ボーンとの繋がりが無いような?
ボーン抹殺に執念燃やす作戦員ヴァンサン・カッセル。その為に仲間すらもぶち殺す、おいおい(笑)
その動機がよくわからない、ボーンに作戦漏らされ、2年程監禁されてたみたいな説明ありましたが、過去シリーズで、何かありましたっけ?ボーン側は父親暗殺の実行犯と言う動機はありますが、作品の中で会うのは、元CIAにビルの屋上で会っていた時とラスベガスでスワットの車で逃げようとしているところだけで、後は遠い記憶の断片だけ。
それだけで、あのカーチェイスですか?
とまあ、色々ありますが(笑)アクション映画としては、逸品なので観て損はないと思います。
後、シリーズものは一度制作に、間が空くと作風が変わる場合がありますが、それは今回無かったと思います。思い入れが特にあるわけじゃないので、気づかなかっただけかな?