一本の電話のレビュー・感想・評価

2024年12月14日
映画 #一本の電話 (2013年)鑑賞

いのちの電話のカウンセラーが受けたのは、妻の死後取り乱して自殺しようとする男

#サリー・ホーキンス の演技が素晴らしく、ショートフィルムの尺に収まる見事な構成

いのちの電話を受ける方も大変なんだと痛感した
心を病みそうになる感じ

主人公（サリー・ホーキンス）はいのちの電話で、死と向き合っている人を助ける仕事をしている。
一本の電話がかかってきて、妻が死んでしまい自分も生きる希望を失い、薬を飲んだ、というものだった。
なんとか助けようとするのだが・・・。
短編だが余韻は深い。

BS12で『土曜しょ〜と劇場』として放送が始まったので興味本位で鑑賞。

お悩み相談室の主人公が、出勤早々にかかってきた電話から始まるストーリー

何か悩みを抱えている電話先の男性
逆探知されると困るから切ると言い出し、なんとか説得して電話をし続けることに成功するから、てっきり何か犯罪者なのかと思ったけど、まさかの感動系だった。

話を続ける中で、主人公と音楽を通じて共通点があった事で男性を助けてハッピーエンドに向かうかと思いきや、結局男性は亡くなったよう、、
ただ、死後、最愛の妻と再会できてある意味ハッピーエンド？

そして、主人公の女性も男性から言われた言葉を守って、お互いに恋心を抱いている同僚とジャズクラブに足を運びいい感じに→キスしてハッピーエンド。

２０分しかないショートムービーなので、急ぎ足ストーリーなのは仕方ないけれど、ちょっと…感動させよう、泣かせようが強過ぎて感情移入できなかった…残念。