「故郷の記憶」湾生回家 フリントさんの映画レビュー(感想・評価)
故郷の記憶
生まれ育った土地の記憶はいつまでも輝きつづける
苦楽を共にした友人、いつも遊んだ場所、故郷とは失わなければ気づかないかけがえのない場所なのかも知れない。
いつまでも当たり前のように存在しているかに思える事でも、意外と脆いのだと実感した。自分の地元を時間があれば歩いてみたくなりました。
今ある幸せを噛みしめて生きていこうと思える作品でした。
台湾の方の親切さや、母の愛など数多くのドラマが散りばめられ、いつの間にか泣いてしまいました。ドキュメンタリーで泣いたのは去年見た「二人の桃源郷」以来です、こちらもおすすめ。
劇中セリフより
「私の孫が『おばあちゃんの時代は選択しが少なかった、何がなんでも生きること。今は選択肢が有り過ぎる、それはそれで不幸だよ』なんて言うのよ」
贅沢な悩み、平和だからこその悩み、生きることに必死にならない事の不幸と戦争によって起きた不幸・・・幸せは何処にあるのか。
とりあえず今を笑って過ごせるよう努力していきたと思った。
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