「自分向きではなかった」アベンジャーズ インフィニティ・ウォー 律さんの映画レビュー(感想・評価)
自分向きではなかった
吹替えで見た。
ギャグは寒すぎ、見どころもない、無駄な場面に長尺が取られ、全体的に締まりもなく、ただただつまらないブツ切りの展開が続く…。
作中には用意された”悲しい別れ”がいくつかあったが、それを悲劇的に演出するための布石や設定がどれもお粗末で、禅修行を始めるくらいに退屈で”長い”3時間だった。
そして上映前に「Cパートがあるからエンドロール後も残れ」と言われ待ったが…。
普通に帰ればよかった。
吹替え版の声も、全体的に合ってなさすぎたように感じた。
役者の本気の演技や登場人物たちの背負ってるものの重さに対して声が軽すぎ、全然深みがない、ほとんどのキャストについて、違和感がすごかった。
翻訳がまたひどい…すごく寒いし、全然自然じゃなかった。
今度から洋画は絶対字幕で観ようと思う。
これ、レイトショーで観に行ったのでまだよかった。
昼間の通常料金分の価値はないなと感じた。
続編が来年に決定してるらしいけど…
次もこの調子のツギハギだらけの突っ込みどころ満載、
ワクワクポイントなしのひどい脚本なら、ちょっと観に行けないかも。
面白かったシーンは一つだけ…
どのキャラかは言及を避けるけど、お前宇宙空間に出たら死ぬのかよ、って死に方した奴のとこ。
あそこだけちょっと笑った。
その他のシーンは演出が……なのか、全然何も、心が動かなかった。
ってか、ヴィジョンってあんな弱くなかったよね…?
最初に背中から不意打ちで刺された時に無力化された?
完全に足手まといな役にされてて、可哀想で、見ててすごいつらかった。
これだけの映像技術と豪華なキャストを使って、本当に惜しいことだ…。
シナリオがよくなかったのかな…メインを張れるキャラがあまりにも多すぎて、それぞれに見せ場を作るのが大変なのはわかるけど…
ここを始めとしたレビューサイトなどを見ると、この作品がかなりの高評価を得られていることに、とても驚いている。
どうやら自分向きの作品ではなかったようだ。
>shioshioさん
コメントありがとうございます。
いやあ本当に…
私は人と一緒だったので途中退席できたshioshioさんが羨ましいです。
あまりに絶賛コメントばかり見かけるので、同じような感想を抱かれた方がいて少し安心しました。
ホントに金の無駄使いとしか思えない作品でしたね。私はあまりのつまらなさに怒りさえ覚えて途中退席しました。まあホンの少し期待してこんなの選んだ自己責任ですが。