「文句なし!大好きな映画です」リメンバー・ミー ジュンさんの映画レビュー(感想・評価)
文句なし!大好きな映画です
本当に良い!PIXER大好きだけど、中でも相当な名作だと思う!
ストーリーもさることながら、音楽と映像美が素晴らしい
特に死者の国の街並みを映したカットは息をのむような美しさ
本当に死者の国があって、こんなに美しい世界だったらと思わずにはいられないですね。
音楽もその場その場の場面展開を盛り上げてくれ、そして泣かせに来ます。めっちゃ泣ける。。。
また、死者の国の設定も面白く、生きている人から忘れられてしまったら死者の国にもいることはできないというルールによって、物語は進行するわけですが、見終わった後に不思議な感慨を覚えるのは、きっとこのルールのおかげかと。
私たちが死ぬときはいつなのか。
ワンピースでしたっけ、ありましたよね。人が死ぬときはいつだ、忘れらたときだって。
肉体は死んでもその人が生きていた事実を語り継ぎ、その存在を証明するって、とても意味のある事ですよね。
伝記とかが残るひとならまだしも、私含め一般の人はそれを家族に託すわけです。家族って大事・・・
まだ両親は健在ですけど、写真は必ず取って(撮って)おくようにしよう。。。
また、ミゲルにとっては音楽を失うことは死ぬこと、音楽は家族であり、ミゲルの命と同義というのも映画のなかで強く訴えられます。
だからミゲルが音楽を奪われそうになった時に、それは死ぬことと同じだ、というわけですね。
忘れられることが第二の死とするなら、これは第一の死といえるのではないでしょうか。
自分を自分足らしめているものを奪われる、それは自分でなくなること、つまり死ぬことなのですから。
そういう意味でミゲルは2つの死を乗り越え、現世で元気に暮らしていくんですね。
いやぁ、いい映画だったな~。また映画館で観たい!