「スター・ウォーズ:サーガ⑩ 光と闇、行き着く先の希望」スター・ウォーズ 最後のジェダイ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
スター・ウォーズ:サーガ⑩ 光と闇、行き着く先の希望
前作もそうだったんですが、ディズニー映画なのにお城が出てきません。スター・ウォーズの世界観を崩さないということらしいですが、懐の深さを感じますね。確かにお城が間に入るとちょっと雰囲気が変わる?
ところが、作品事態が今までの世界観と異なっているような気がする。
前作の時には、新メンバーだからと自分的に納得してたんだけど、どうやらそれだけではないような。
画像も迫力があって、非常に楽しませてもらいました。なるほど、そう来るかって感じの展開も良かったです。 ただね~・・・
【ここからはちょっとネタバレ含みますので要注意】
不満ってほどではないですが、気になった所を幾つか・・・
前作でも思ったけど、新メンバーに華がない。 カイロ・レンがスノークを倒し、ダース・ベイダーも成し得なかった事実上のトップの座を手に入れているのに、その風格が全然感じられない。最悪って感じもなく、王様の威圧感もない。
フィンも色々頑張ってるけど、ローズとの関係は何?ローズも前に出てくる見た目じゃない。
トルーパーのリーダーであるファズマも呆気なくやられちゃったし。
レイとルークは、結局あの島で何したの?修行にしては中途半端だった気がするけど、レイは、いつの間にか強くなっちゃってる。
前作のソロの最後も唐突だった気がしたんだけど、ルークもそう。元々、ルーク自体もマスターっぽくない。オビワンみたいな威圧感っていうか、風格ってのが感じられない。まぁ、引き続きってだけのキャスティングだろうから仕方ないけど・・・。
確かに、ウ~ンって、思う場面の多い本作ですが、作品としては、嫌いじゃないです。楽しませてもらいました。
赤が舞い上がる惑星の戦闘もカッコいい!
大きな宇宙船が崩れ落ちる様もカッコいい!
よくまとまった一本だとは思いますが・・・