「これ正伝だよね」スター・ウォーズ 最後のジェダイ Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
これ正伝だよね
「《スター・ウォーズ》は観ましたか?」って色んな人に聞かれたんだけど、観たら語りたくなるからなんだよ。
オープニングいいんだよ。X-Wing戦闘機が単身で突っ込んでって、そこからの流れで大型戦艦一台やっつけんの。これ楽しい。
そこからも面白いんだよ。そこは異論がないの。でもね。
これ正伝だよね。《ローグ・ワン》みたいに名前の残らない人達が頑張ったぜ!って話じゃないんだよね。なんで非正規軍っぽい活躍ばっかりさせんの?そこは気になったな。
あとストーリーでね。フィンがKAMIKAZE Attackしようとするところをローズが体当たりで止めてさ「これが勝つっていうことよ」って言うんだけど、訳解かんないよ。どこのディズニーだよ。そういえばディズニーだよ。
「愛する人を救うこと」ってキスするけど、そこまでそんな描写ないよね。出会いのシーンで憧れてたっぽいところはあるけど。
それにさ、その前にホルド提督KAMIKAZE Attackしてんじゃん。「生き残ることが勝つことだ」っていうんなら、ホルド提督とめろよ。それにホルド提督も突っ込むんなら早く決断すれば、多くのレジスタンスが死なずにすんだじゃん。
でもホルド提督が死んだ後のみんなの反応は「やっぱKAMIKAZEって邪道の戦法なんだな」と思ったよ。
レンとレイの話やルークとレンの過去の絡みはまあ。
なんか段々フォース万能になってくるよね。そのうちフォースで大型艦隊壊滅すんじゃないかな。
最後の方はポーがレイに挨拶して「次作はこの二人が恋仲か」って感じだけど、いいの?ここまでポリコレに配慮してきたのに「結局、白人同士かよ!」ってならないのかな。
面白い作品で観てて楽しかったけど、僕が《スター・ウォーズ》に求めてるのはこれじゃなかったな。でも次回最終作を楽しみに待ってるよ。