「否ではないじゃん」スター・ウォーズ 最後のジェダイ テツさんの映画レビュー(感想・評価)
否ではないじゃん
いや、面白かった
ピンチに次ぐピンチのレジスタンスの行方にハラハラしたし、レンが裏切りスノークを殺してしまう!というまさかの展開からのレイとの共闘は胸熱だろう(そのあとの中二病はしょうがないけどさ)
ヨーダの登場には驚き!またルークを導いてくれたね~
しかし、フォースってなんなのよ?状態に。今まであんなこと出来てた?とかえ?そんな概念でしたっけ?みたい感じではある。
あと、レイの両親やらファズマの活躍やら、インタビューやネットの予想などは全く来なかった。(ファズマの噛ませ犬というか薄い…。でも、エイブラムスはそういうヤツだったな…色んな意味で。ネットの議論を白熱させ、煽り、コテッと落とす。アイツはそういうヤツだった…)
ま、あとは相変わらずスカイウォーカー一族はメンタルが弱いので笑問題を起こすわけか笑と言わざるを得ないと(この辺がエピソード6で終わらしとけば良かったのにと言える点とも…)
今回は防戦一方だし、生き残ることに終始(ポーは少しバカになった?)などレジスタンスの活躍はなし。
ラストのルークが敵の前に降り立ち、砲撃を受けてもさらっといるのがかっこ良かった(それが幻でなければ…微妙なところだ)
あと、新キャラも特に活かされてないかな?カワイイ鳥はいたが活躍もなく、マスコットのみ。BB-8の黒いヤツもチョロチョロしただけ(BB-8は大活躍。むしろコイツだけ色々やらせればなんとかなるんでない?くらいに)デルトロや整備の女性も、そこまで印象に残らない。(まあ、裏切ると思ってたし。スターウォーズで三角関係とかマジ辞めろよ?)
ファーストオーダーもあんな中二病が指揮したらグダグダ間違いなしだなぁ
そして、ライトセーバー壊れたし(前作でも思ったが、ライトセーバーに対抗出来るものが増えすぎて、ライトセーバーの価値暴落)
と、色々書いてみたが初見はこんなとこ。映画としてはハラハラ盛り上がるし、良かったとは思うがスターウォーズサーガを続けて良かったのか?と言われるとまだまだ疑問が残るというかあのまま終わっとけば良かったのにと思わざるを得ない。
エピソード9でどう決着をつけるのか…
追記
スノークの正体、分からないまま死んだ…
他の人のレビューも観て
新たな視点として、世代交代ということを盛り込んだという感じはあったが、よく言えば世代交代であり、悪く言えば過去作を粉々に砕き亡きモノにするとも言える。これに関しては人によると思うが、個人的には世代交代というのにも納得しつつ、やはり過去作をぶっ壊してしまった(”壊した“ではなく“壊してしまった”である)印象が勝ってしまい、ストンと落ちない。
キャラクター達も心の機微や変化、個性が発揮されているような、いやいないような微妙な感じ。(2回目だと印象変わるかな?)でも、フィンとポーは無鉄砲かつ無計画で猛進してるアホにしか見えないし、レジスタンスも敗走してるのはしょうがないけど、追い詰められてるのはしょうがないけどあまりにも作戦はお粗末と言えばお粗末(あれ以外手が無いのだろうけどさ)、ルークはメンタルがボロボロ過ぎて最後のキメまで全く良いとこなし(と言われてもしょうがないくらい)、レンは癇癪が悪化してるし(スノークに追い詰められていたとはいえ)悪役としては役不足(あえてそうしているとも言えるが)、レイもイマイチ立ち位置が分からないままである(フォースに目覚めたとはいえ、父親を重ねたソロを殺されたとはいえあそこまで頑張る理由が彼女にあるのか?)
ヨーダの登場が1番の衝撃!
まさかのご登場!パペットスタイル!
今回も導いてくださる!(そういえばあのジェダイの地とかなんだったのだ?)