「シリーズの中でも中々の出来。」スター・ウォーズ 最後のジェダイ rakuさんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズの中でも中々の出来。
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面白い。話の展開が読めず、どうなるどうなると焼きもきする瞬間が映画中、何度もあって時間いっぱいタップリ楽しめた。
また話の伏線回収にも納得感があった。
ベンがルークの元を去りダークサイドに堕ちることになった事件もルークが語りベンが語りさらにもう一度ルークが語りと、同じシーンを3度描いているにもかかわらずそのたびに見え方が変わって、最後には両方の言い分に一理あるところに落とし込まれている。
レジスタンスが内紛状態になる展開、レイとレンのスノークの間でのシーン、フィンとローズと流れ者のハッカーのシーンの3つがそれぞれ予想がつかない展開で盛り上げつつ、キャラクターの行動原理としても整合性が取れていていい。特にハッカーがいい。この宇宙で一番儲けているのは武器商人と言わせるなど、娯楽映画として戦争を扱っていながら挑戦的。
代理指揮官がクルーザーで戦艦を一閃撃破する瞬間の光と闇のビジュアル、石の惑星の白と赤のビジュアルもストーリーの中で暗示的で素晴らしかった。
まだまだ面白い所があり細部について色々と味わえるいい作品。また観たい。
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どんべえさんのコメント
2017年12月22日
スターウォーズシリース゛は好きで今までも楽しんできましたが、dvdなどを買って手元に置いておきたいなと思ったことはありませんでした。ちょっと人間観や正邪の基準が単純過ぎるところがひっかかって。好きな人はそこがいいようですが・・・・ でも今作を視てシリーズ集めてみたいなと思えました。僕もハッカーのくだりが特によかった。