「小物ばかりになった」スター・ウォーズ 最後のジェダイ JINGUさんの映画レビュー(感想・評価)
小物ばかりになった
スターウォーズが大好きで期待していましたが、今作は最低に近い。
両者ともに小物になっていく感じで、インパクトのあるメンバーが減っている。
敵側は、帝国という強大な感じから地方の悪者集団に。
カイロ・レンもダース・ベイダーの後継には遥かに及ばないし、彼と対立する男も少佐程度の感じでとても将軍のようではない。
レイは魅力的だが、他にフィンも駄目だし、ポー・ダメロンはもっと目立つかと良いがなぜかイマイチ。
印象に残るのは、レイとBB-8くらいしかいない。
150分の時間が、冗長なシーンもあり長すぎる。
何をしているのか、良く分かりにくいシーンもあるが、こんなことはこれまでのスターウォーズには無かった。監督の力量不足だと思う。
反乱軍側は、上位のワンツ-スリーの3人が全員女性。
女性の活躍は、今年はワンダーウーマンの活躍もあり、反対するものではないが、反乱軍と言えば荒くれ者というイメージだが、上位3番目まで全て女性となると、多すぎるのではないか。
これまでのスターウォーズには、ユーモアがあって面白いシーンがあったが、今作は全くない。(これはユーモアのつもりかというのはあるが)
最後の当たりの場面も、盛り上がりに欠ける。
次も同じ監督らしいが、大丈夫なのか?
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