「本作への絶望を克服するための解釈」スター・ウォーズ 最後のジェダイ Algernonさんの映画レビュー(感想・評価)
本作への絶望を克服するための解釈
私もSWを心から愛し,本作に期待し,絶望した1人です。
このままではSWを嫌いになるダークサイドに落ちてしまうと思い,自分の中で無理やり,こんな解釈をしてみました。
EP8のラスト,レジスタンスは壊滅的な状態で,絶望的な状況の中,かすかな希望が示されるという形で終わります。
ライアン監督は,本作を見終わったファンをレジスタンスと同じ心境に立たせ,自分も彼らの仲間の1人であるかのような感覚を持たせることを狙ったのです。
それはつまり「絶望と,その中のかすかな希望」。
SWを愛し,深く理解しているファンを恐れながら”ジェダイ”と呼ばせてもらいます。EP8という最低最悪の駄作を見せつけられた我々”ジェダイ”の心境はまさにレジスタンスと同じくらいの絶望感で満たされることになります。これこそライアン監督というシス卿が,我々”ジェダイ”を怒りと悲しみの底に突き落とし、ダークサイドの闇に誘い込むための罠なのです。
それでも、この絶望の中でも、かすかな希望を見いだせるか。レイやフィン,ポーたちレジスタンスの戦士と共に,我々”ジェダイ”もそれを試されているのです。(そのためにあえてここまで酷い作品を作ったのだ,という無理やりな解釈です・・・)
我々”ジェダイ”にとっての『かすかな希望』とは、EP9に他なりません。私はシス卿”ダース・ライアン”監督のダークサイドの誘惑なんかに負けずに,希望を信じてEP9を待ち続けます。真の”ジェダイ”の皆さん,共にダークサイドと戦いましょう!!
>次回作の内容によってはこの世にジェダイはいなくなるでしょう
その時、まさしく我々が"最後のジェダイ"となるのでしょうね。
そうならないことを心から願います。