劇場公開日 2017年12月15日

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「ルークが主役。いらないアジア俳優。」スター・ウォーズ 最後のジェダイ takaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ルークが主役。いらないアジア俳優。

2017年12月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

前作から2年。監督も変わり『ルーパー』の
ライアン・ジョンソンが指揮を取ることに。

さて、スターウォーズはもはやある種の祭りでは
あるが散りばめられた伏線を回収する
謎を追うストーリーも魅力的なひとつ。

レイの出生やルークとカイロの過去。
ファーストオーダーの成り立ちなど
様々な気になるポイントがあったが
今作ではある程度判明する流れに。

そしてレイとルークの修行の末、
レイの成長物語の起点となる話かと思われたが、
言うなればレジスタンスとファーストオーダーの
鬼ごっこが大筋。

前作からのキャラはそのままに
レイア、ルークに重点を置いて展開されるため
『フォースの覚醒』の新キャラはあまり
活躍しきれずにいてしまった。

ローラ・ダーンやベニチオ・デル・トロなど
新たな俳優陣を加えるも各登場シーンは
あっさりとした程度。

なのにローズというアジア人が主役級の
登場をするのだが…
存在も役割もストーリーにまったく不要。
チャイニーズ資本の何かの影響か?

そしてカイロ・レンとルークの師弟関係や
レイとの関係含めてルークが本編の
本当の主役のようになり、
師であるヨーダも登場しルークにアドバイス。
良くも悪くもルークのための
ルークのお話となってしまった。

今回のシリーズは敵側に魅力を感じないのが
最大の欠点と言える。

taka