ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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シリーズで異色の出来
こんなにも悲しく、そして心の底から嬉しい映画がこのシリーズにあったでしょうか?
名もなき正義の為に戦った人々の話として、単純に楽しみことができました。
正義の為に、悪事も働く世の中の矛盾を、SFの中に取り入れられていて、独裁支配の国家の中、希望を描く、レジスタンス映画のようです。
一方で、ファンにはたまらないポイントがいくつもちりばめられていて、シリーズへの思い入れの深さによって、もしかして感じ方が違う映画かもしれませんね。
反乱軍の闇
いつものスターウォーズシリーズと違ってオープニングの前日談は流れず、音楽も違ったのでちょっとした違和感があったけど、話が進むにつれてその違和感は気にならなくなってきた。
ジンが必死で父親を探す最中、反乱軍はデススターの開発者である父親の暗殺を画策する。
父親は反乱軍にデススターの情報を漏らしているにも関わらず…。
スターウォーズシリーズでは正義の立場にある反乱軍の闇を、この作品では描いているように感じた。
キャシアンも語っているが、幼い頃から反乱軍の命令にしたがつて戦ってきたから命令には逆らえないのだと。
この台詞を聞いて、スターウォーズも英雄の話だけではなく戦争の話なのだということに気付かされた。
メインのキャラたちが後半に次々と倒れていく姿はとても切ないものがあった。
今回は正当なジェダイは登場せずライトセーバーでの戦いもないが、ジェダイの選手たちの影で戦っていた別の戦士たちの物語を切なく見せ、この後に続くストーリーに希望を残していった。
希望へと繋ぐ敗北の物語
アナキンスカイウォーカーがダースベイダーと化すまでを描いた3とその20年後息子のルークスカイウォーカーが銀河系を救う最後の希望として活躍する4を繋ぐ作品。
なぜデススターに致命的な弱点など存在したのか。なぜレイア姫はデススターの設計図を手にしていたのか。語られることのなかったその謎に隠された戦士たちの戦いの物語。
ライトセーバーとフォースほぼ無し。
スカイウォーカーの血筋関係的なものも無ければジェダイもほぼ絶滅した時代の話。
何よりもTHE スターウォーズと感じさせる冒頭の字幕での説明もない。
これだけ聞けばそんなのでホントにスターウォーズと言えるのかと思うかもしれないが間違いなくスターウォーズだし、むしろ先にあげた要素がなくてもスターウォーズだと感じさせる出来がすごい。
やはり宇宙を舞台にした戦闘機シーンにおいてこのブランドに敵うシリーズはなかろうと感じさせる圧倒的スケール。
ビームの発射音やXウィングなどの戦闘機だけ見てもスターウォーズだ!と感じさせる世界観が見事。
そしてその迫力たるや臨場感たるや笑。
単純に考えてこのシリーズをMX4Dで観ればそのまんま映画オリジナルのスタツアーズになるわけだ笑。
映像もそれを楽しむ環境もすごい時代になったなとつくづく感じる。
またよく考えてみれば前3部作ではデススターは完成していなかったため、デススターが登場するのは実に83年の6ジェダイの帰還から考えて33年振り、初代のデススターから考えれば78年の4新たなる希望から38年振りになるわけだ。ものすっげぇことだこれは笑。
4にして
ピーーーボカーーーン!
くらいのクオリティだった映像が今作で
ピーーー!………ゴゴゴゴゴゴゴ……!!
と惑星の中心の核の部分から崩壊してますよ感がよくわかる壮大な映像になって蘇っている(ボキャブラ)
すげぇ兵器だってのがよくわかりました。先に4観ておくと凄さがわかると思います笑。
ストーリーとしてはデススターの設計の中心人物ゲイレンアーソの娘ジンアーソを主人公に据え、反乱軍のキャシアンとアンドロイドのK-2SO、フォース狂いの戦士チアルートとその相棒ベイス、パイロットのボーディーと徐々に仲間が増えて行く寄せ集めながらも希望を諦めない戦士たちの戦いを描く。
シリーズの補完的作品のため前後の過去作と少なからず矛盾が生じてくるだろうと思っていた。
実際帝国軍の兵器ウォーカーの登場ってこの時代にしてあったのだろうかなどいくつかの疑問は存在する。
しかしそれを帳消しにするほどに後半の怒涛の展開が素晴らしい。
まさに絶望に次ぐ絶望の展開。
圧倒的な兵力差の前に次々と倒れて行く仲間たち。
そして迫り来る帝国軍とデススター。
ギリギリのところでデータ送信に成功したのも束の間デススターにより滅びゆく惑星スカリフとデータが送信できたことを確信したように抱き合い、爆風に飲み込まれるジンとキャシアン。
受信されたデータを追い、単身敵艦に乗り込んできたダースベイダーからまるでバトンを繋ぐようにデータを渡しながら倒れて行く乗組員たち。
どうにか輸送船にてデータを受け取り、これこそが希望ですと胸を張り、前を見据えるレイア姫を乗せたタンティヴィⅣがオルデランへと向かうラストカットにてエンディング。
そしてここから伝説が始まって行く。。
ネタバレし尽くしたがつまりラスト30分くらいが本当に素晴らしかった。
まさに希望へと繋ぐ敗北の物語。
この作品だけで観れば帝国軍に一矢報うこともできずに全体的に悲しい展開で終わってしまうバッドエンドなモノだが続編に希望を繋げていく構成になっていることがわかるとホントに素晴らしいと思う。
スカリフが滅びゆく中抱き合うジンとキャシアンなんてもはや神々しかった。
スピンオフとして軽く観るなんてことは決してしない方がいい。
それなりにシリーズを知った上で観るとなお面白い。
2016年12月31日(土)1回目@ユナイテッド浦和
2017年12月23日(土)2回目
2019年12月30日(月)3回目@Disney+
スターウォーズらしからぬ話
エピソード3.9とはよく言った。
まさにその通りの話で良い出来だと思います。
ただ、エンディングがスターウォーズらしくないですね。
ちょっとセンチになりました。
タイトルなし(ネタバレ)
回数:1回目
推薦:全員に
感想:スターウォーズファンの監督が撮っていると聞いて少し心配していましたが、非常に楽しめました。最初のあれはなかったので?となりましたが、話の持って行き方には苦ではなくすんなり私は入っていきました。私はスターウォーズをすべて見てる人間ですがそんなに知らない人でも楽しめると思います。
最後のバトルシーンはお約束の宇宙戦、地上戦、主人公達のバトルと並行した展開には毎度興奮させられます。一番はダース・ベイダーのライトセーバーを出した追撃開始のシーン。監督の思い入れが思っきり出てます。ダース・ベイダーが今までで一番かっこよく映ってました。これを観るだけでも価値ありです。
いろいろドイヒー
最初の30分で帰りたくなった。
お金払ってるし勿体無いので最後まで我慢して観た。
あまりにも怒り心頭で、ツッコミどころメモっとく。
いきなりオカンが暴挙、殺される、なんで? 隠れとけよ。ショボ
隠れてた子供、知らんおっさんが見つけてくれた。こいつ誰?
ヒロイン、綺麗な子に成長。良かったね。
防御ゼロで攻撃重視のバトルが繰り広げられる。相当バカっぽい。
オトン、設計図くらいリークしろよ。気が利かんおっさんや。
娘は危険を顧みず敵本体に殴り込み。侵入成功。殴り込まれる方、どんくさすぎる。
敵の白い雑魚キャラ、弱すぎ。
設計図はカートリッジ式? かなりローテク。
ロボ、パイロット、盲目の槍使い、ゴツイ戦士が次々に殉死。お涙頂戴の演出はわざとらしく、泣けるどころかワラける。
ヒロインは高いところから落ちそうになっても、絶対落ちない。ビームガンにも当たらないし、死なない。分かってるからまったくハラハラドキドキしない。
アンテナの向き調整ーって、なんじゃそりゃ
受信してるかわからんのにとりあえず送信! おいおい
デススターにチュドーンとされてさようなら〜
悪者のライトセーバー使い参上! スターウォーズっぽい! が、いかにもなファンサービス。必然性ゼロ。しかも敵を逃してしまう失態。
R2D2とか友情出演。
良い方の姫的お嬢さんが設計図を手にしてニッコリ。味方が劇死んでるのに、悲壮感なし。悪魔か!
新キャラがたくさん登場。ディズニー戦略? 興味ないけど。
感動的!
オリジナルストーリーの6作より切なく感動的で、唯一泣けてしまった。
デススターの設計図を手に入れるのはわかっているが、「こういう戦士たちの犠牲の元に…」という実に感慨深い作品に仕上がっています。
クライマックスシーンでは、EP-4からの流用も監督の粋な計いがあったり…。
或る意味、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」(旧作)
の切なさを彷彿とさせる作品だと思います。
映画館を出たら興奮も冷めやらないままサントラを買いにCDショップへ行ってしまった。
最後の5分が全て
この映画の肝は、最後の5分間だと思う。
この映画を見終わった時、エピソード4でレイア姫が機密情報を「HOPE」と言っていた意味が変わる。このローグワンを見るまでは、エピソード4での機密情報は「生きている革命軍にとってのHOPE」だと思っていた。ローグワンを見れば、「死んで行った仲間達のHOPE」でもあることがわかる。
フェリシティ・ジョーンズが演じるジンのキャラクターの性格がイマイチ分かりにくかったり、腑抜けにさせられたパイロットが後半ものすごくしっかりしたり。なぜジンのお母さんは隠れていればいいものを飛び出したんだ?など突っ込みどころはある。
それもこれも、最後の5分間で全て帳消し。素晴らしかった。
しかしファレス・ファレスがちょこっと出てたことにビックリ!
エピソード7よりは面白い
まあ面白かったです。駄作のエピソード7と比べれば。
いつものオープニングも無いし微妙に曲も変えてるし、なーんとなくSWでは無いんだなあと思いながら観てました。
前半は眠かったです。少し退屈でした。
後半、特にラストは良かったです。やはりベイダー無双が一番気持ちよかった。後から思い返しても。
主要キャラがみんな死んでしまうのは個人的に全然有りだと思ってます。外伝ですし。それで良い。
気になるところもたくさんあります。
主人公が冷めてたのに最後はイケイケになってるのもちょっと違和感。
主人公の父親がデススターにトラップを仕掛けたと言うのも・・・いくら設計図があるとは言え、他作品での実際の破壊シーンは目茶苦茶難しそうなミッションでしたよ?それこそフォースの導き無しでは不可能そうな。
デススターの破壊だけなら開発者の立場を利用してもっと簡単にできなかったのかなあ?とか。
レイア姫はそっくりさんなんですか。CGかと思いましたが。似てましたねえ。
エピソード8がまともになりますよう祈ります。
後半、涙が止まらない。
スターウォーズ シリーズで1、2を争うくらい好きかもしれない。フォースを持たぬ名も無き者達が、信じるものの為に命の限り闘い、美しく負けるストーリー。もう…最高ですよ…後半ずっと泣いてました。2回目は彼らの行く末を分かっているので、最初っから涙が止まりませんでした。・゜・(ノД`)・゜・。
観終わってみると、遠くの星でひっそり隠れているジェダイに腹が立ってくるのも正直な気持ちです(苦笑)ヨーダなんて彼らの死を第六感で感じ取っちゃって、うな垂れてたに違いないしね。大義ってなんだ!コレだ!
それはともかく、大好きなドニー兄貴の登場は本当に嬉しかったし、棒術をやらせるところが監督も分かってらっしゃる!ありがとう、ギャレス・エドワーズさん!!
最後、新たなる希望にしっかり繋がるところも感動しました。I am with the force and the force is with me!
最高です!大好きです!
(追記)キャリー・フィッシャーさんのご冥福をお祈りいたします。R.I.P.
ストーリーが。。。
前作の「フォースの覚醒」の流れでストーリーが展開するのかと思っていたのでちょっとがっかりした
デススターの設計図がレイヤ姫の手に渡る迄のストーリーだったとは。。。
エピソード4へ続く希望の物語
特別な力がない選ばれた人間ではない人達の物語。
だからこそ最後の10分は鳥肌ものでした、あの人が現れたら普通の人間は勝てる訳がない。
エピソード4を見直そう。
ドニー・イェンが最高でした。
悲しい物語
今までにないぐらい人が死ぬ悲しい物語。
4のデス・スター設計図の重みが十分理解できました。
ライトセイバーが超効果的に出てきた。
レイア姫もなぜか登場!
最後は悲しさからスターウォーズへ引き戻されました。
納得の作品です
映画『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』を見てきました。エピソード4の10分前までのストーリーという触れ込みでしたが、あの物語の影に、こんなストーリーがあったのかと納得の物語りになっています。
ちなみに、主な登場人物がみんな助からないのですが、その点は少し引っかかりました。最後に、レイヤ姫が昔の姿で登場します。でもキャリー・フィッシャーが、あのデビー・レイノルズの娘だったなんて全く知りませんでした。映画と関係ないけど・・・。
犠牲と勝利
思ったよりよかったです。
スターウォーズ作品は全部観ています。
特にファンではありません。
話題になったから観るというスタンスです。
世界的作品でシリーズものというのは、基本的に絶対的なファンがいて、私の周りにいるファンたちは無条件で肯定する傾向にあるので特に期待せずに行きました。
前半は眠かったです。ストーリーも単調。
盲目の人とロボットがいいキャラでしたね。
どんでん返しとまでは行きませんが、最後の終わり方がよかったです。
1番頑張っていた仲間がどんどん死んでいき、最後は主人公ふたりが抱き合って消えていく。
みんなの犠牲があってこその本編の主人公(こっちは死なない)の活躍につながるという皮肉の効いたスピンオフ作品として楽しめました。
星三つ半
また観てもいいかもしれない。
後半は面白い
SWのライト層でも楽しめる作品かと思います。
エピソード4に続く外伝のため、ジェダイやライトセーバーの殺陣などはなく、反乱軍がいかにデススターの設計図を入手するかが描かれています。
正直、前半はかなり眠くなりましたw
でも後半は怒涛の展開で、とくにラスト……まさか主人公含め主要人物のほとんどが死ぬとは思わなかった。
予定調和
スター・ウォーズらしい話の展開。
前半のせわしなさ的に二作くらい分けて作っても良かったのではと思わせる。
入り乱れる乱戦の描き方は流石。
ローグ・ワンの有り様は判ってて観るもの的な予定調和感。
決してそれは悪いものではないけれど。
絶対強者の悪 ダース・ベイダー
最後の台詞として エピソード4のタイトルにつながるHopeと言う言葉。
随所にニヤリとさせられるところがあり、スピンオフとしては問題ないものと思う。
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