ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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世代的に「ズバリ」のおっさんだが、本作をこう不安視してみた結果、やっぱりそうだった。
「スター・ウォーズ」は世代的に「ズバリ」のおっさんである。「スター・ウォーズEP4,5,6」を見て我を失うように映画を愛するようになり、「EP1,2,3」を見て我に返った世代である。
そのEP4の直前のお話を、「名も無き戦士たち」の「デス・スター設計図争奪戦」を映画化したという。
つまり、知っている人間からすると、「どう4につなげるのか」ということ以外に興味もないし、実際作り手が「それ」以外にどれだけマジになっているか、というと、正直不安ではある。果たしてどうだったのか。
「ローグ・ワン スター・ウォーズ ストーリー」
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「スター・ウォーズ」の前に文字が入ると「プロレス?」と思ってしまう世代だが、それはさておき。
結論から言うと、やはり思った通り、「それ」以外は「どうもマジになっていない」という結果。
正直言って、バッタモンを見せられた気分である。
1)前半1時間がつまらなすぎ
つまり、ベイダーの初登場シーンまでのこと。
もうこの時点で「それ」以外のことしか考えていないのである。フォレスト・ウィッテカーの意味がまったくないし、もっというとマッツ・ミケルセンも意味なし。
2)主人公はじめ、キャラがつまらなすぎ
「ならず者一味」というのなら、それぞれキャラに特徴をもたせ、バラバラな個性が結集して、一団となる、という描きべき描写が描けていない。
ひどいのが、フォース、フォース連呼する、偽物「ジェダイ」にしか見えない「座頭市」ドニーが「木の棒」もって立ち回る男。
なんだ、これ。
「地獄の7人」を見直したほうがいい。
3)主人公が特にひどい。特に口元がひどい。
フェリシティ・ジョーンズ演じる主人公も決死の作戦参加の理由も描けていなわけでないが、先の退屈描写のせいで、お母さん死にました、育ての親死にました、お父さん死にました、の箇条書き設定で、全くこちらはノレないのである。
口元も残念で、EP7の主人公とでは顎周りの説得力が違う。
4)ドッグ・ファイトがひどい、というか戦闘シーンでさらに興ざめ
ギャレス・エドワーズ
「GODZILLA」の「トロ臭い」前半も然ることながら、見せ場の「もっと見せてええ」というところで、バシャっとカットを変えやがる、あのセンス。
Xウィングが爆撃して、旋回するシーンなど、もっと縦横無尽な長回しで見せるべきシーンをバシャっと切りやがる。
「GODZILLA」ではわざとかと思ったが、どうやら本気でセンスが無いらしい。
うーむ、どうもこの感覚、あれだ、「ターミネーター4」(クリスチャン・ベールの出てるやつね)の感覚に近いな。
別にシュワルツネッガーとP・カッシングを比較しているわけではない。
5)音楽もひどい
ジョン・ウィリアムズへのリスペクトなのかどうか知らないが、よりによって「EP2」の愛のテーマそっくりな曲が全編に渡って流れるのである。
この辺もバッタモン感を増長させている。
一本の映画として卓越した強度と志しを持った傑作SF
スピンオフという位置付けでは勿体ない。一本の映画として、本流にも負けない強度と志しを持った作品だ。ここには我々がよく知る“スター・ウォーズ史”に名を刻んだ輝かしい偉人や英雄など誰もいないが、代わりに名もなき者たちの命がけの戦いがある。一般の観客から見れば知名度も抜群とは言い難い国際的俳優らを散りばめ、彼らが一つの使命を“たすき”で繋ぐ。まるで『七人の侍』たちが一人、また一人と散っていくような、映画史的には王道とも言えるプロットではあるものの、だからこそ我々は、たとえ膨大なSWの知識を持ち合わせていなくても、今この瞬間、彼らの表情、演技、戦いにグッと心を重ねることができるのだろう。クリス・ワイツとトニー・ギルロイという過去に大作シリーズで躓いた経験を持つ者たちが手がけた脚本にも負けられない意地と「この物語を伝えたい」という熱い思いが透けて見える。特に主人公らが見上げる空、「誰か受け取ってくれたかな?」というセリフが秀逸。その答えは歴史が、世界中が如実に証明している。
Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are! イップマンvsダース・ベイダー、宇宙最強決定戦がまさかの実現か…!?
全宇宙の支配を目論む銀河帝国と、それに対抗する反乱同盟軍の戦いを描くスペースオペラ『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフで、シリーズ第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)の前日譚。
惑星を破壊するほどの威力を持つ宇宙要塞”デス・スター”の開発責任者ゲイレン・アーソは、その破壊方法を旧知の中である反乱ゲリラ、ソウ・ゲレラに伝えるため帝国軍パイロットのボーディーにメッセージを託す。
その情報をキャッチした反乱同盟軍は、ソウとコンタクトを取るためゲイレンの娘でソウとも深い関わりを持つ無法者ジン・アーソを説得。彼女と反乱軍の将校キャシアン・アンドー、そして元帝国軍ドロイドのK-2SOの3人は、ソウと会うために惑星ジェダへと向かう…。
主人公ジン・アーソを演じるのは『アメイジング・スパイダーマン2』『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズ。
フォースの流れを読むことが出来る盲目の僧侶、チアルート・イムウェを演じるのは『ブレイド2』や『イップ・マン』シリーズのドニー・イェン。
過激な反乱ゲリラを指揮する男、ソウ・ゲレラを演じるのは『パニック・ルーム』『メッセージ』の、レジェンド俳優フォレスト・ウィテカー。
ジンの父親であるデス・スターの開発者、ゲイレン・アーソを演じるのは『007/カジノ・ロワイヤル』『ドクター・ストレンジ』の、名優マッツ・ミケルセン。
オリジナル原案はジョージ・ルーカス。
第59回 ブルーリボン賞において、外国映画賞を受賞!
STAR
WARS
エピソード4
「新たなる希望」
〈時は内乱のさなか。凶悪な銀河帝国の支配に反乱軍は秘密基地から奇襲を仕掛け、帝国に対し初めて勝利を収めた。
更にその戦闘の合間に、反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功。それは”デス・スター”と呼ばれ惑星をも粉々にするパワーを持つ宇宙要塞基地だった。
凶悪な帝国軍に追われながらレイア姫は盗み出した設計図を手に故郷へと急いだ。人類を救い銀河に自由を取り戻すために…〉
はいここ!!
以上は伝説の幕開けとも言える『新たなる希望』のオープニング・クロールであるが、本作で描かれているのは正にこの部分。反乱軍のスパイが如何にして”デス・スター”の設計図を盗み出したのか、その秘密がついに明かされる。
この映画を一言で言うなら「エピソード4強化パッチ」。
ルークやハン・ソロの大活躍は、名もなき英雄たちが命を賭してチャンスを繋いだからこそのものだった。本来、時系列の穴埋めのような作品は好きではないのだが本作は例外。これが有るのと無いのとでは、壮大な物語の始まりとなったデス・スター攻略戦への気持ちの乗り方が全然変わってくる。本作を鑑賞する事で、『エピソード4』が10倍楽しめる筈!
本作と『エピソード4』はシームレスに繋がっているので、この2本をセットで鑑賞してみるというのもなかなかオツなもの。
驚くべきは本作の再現度の高さ。『エピソード4』との間には約40年のブランクがあるはずなのだが、この2つを続けて観ても全然違和感がないんですよね。もちろん映像技術は比べ物にならないくらい進化しているのだが、クリーチャーやドロイドなどのデザイン面において見事なまでに過去作を踏襲している。ガジェットや小物も全体的に70'sっぽいクラシカルなデザインで統一されており、旧三部作感満点。
伝統をキチンと継承し、それを守った上で独自の味を付け加えるといつ決して簡単ではないミッションを、本作は立派に達成してみせた。この事実だけで、本作は大成功であると言えるでしょう。わかってんなギャレス・エドワーズ!😊
確かに本作は『エピソード4』のブースターとしては申し分無い。ただ、裏を返せば本作単体ではなかなか評価しづらい、と言う事でもある。『エピソード4』があればこその映画であることは確かであり、本作のみで評価を考えると、正直それほど褒められた出来とは言えないと思う。
3幕構成という視点で本作を観ると、第1幕:ジェダ、第2幕:イードゥ、第3幕:スカリフということになる訳だが、これ第1幕と第2幕の内容が被ってない?第1幕は育ての父、第2幕は生みの父、という違いがあるだけで、目の前で父親を失うという悲劇が天丼のように繰り返される。これ1回ならいいけど2回はクドいっす。
思うに、この第1幕と第2幕って1つにくっつけることも可能だったんじゃないだろうか?直接ヤヴィン4にボーディーを降り立たせていれば、ソウ・ゲレラの件を丸々カットする事が出来たはず。そうすれば父の死が2回続くという不細工な作劇も避けられたのでは?
また、第3幕にも大きな問題があるように思う。
というのも、この設計図強奪作戦の中身があまりにも行き当たりばったりすぎる!!💦反乱同盟軍の人たちがノリとバイブスで動き出してくれたからなんとかなったものの、ローグ・ワン分隊だけだったら100%任務失敗してたよねこれ。
というか、結局反乱軍が動くんだったら「評議会の同意が得られないので軍を派遣できません…」というやりとりになんの意味があったの?最初から「よし!やってやりましょうぜ!」ってなノリで全軍一体となって動き出しゃいいじゃん。そうすれば必要性の感じない細々としたドラマをカット出来るし、何より作戦のグダグダ感を軽減することが出来ていたはず。あのバリア解除云々のところとかめちゃくちゃだったぞ😅
ローグ・ワン分隊全滅、というあまりにも辛すぎるエンディングは確かに涙を誘う。彼らの命を賭けたバトンリレーがあればこそ、デス・スター破壊という偉業を成し遂げることが出来た。そのことを思うだけで、『エピソード4』をもう一回見直したくなってきてしまう。
あのデス・スターの砲撃によるスカリフの崩壊と、晴れやかな表情で死を迎え入れるジンとキャシアン。このシーンは確かに悲しく、恐ろしく、そしてまた美しい。
…ただ、帝国はスカリフをぶっ壊して本当に良かったのだろうか?あの公文書保管タワーには他にも大切な文書が沢山しまってあったんじゃ?後々になってめちゃくちゃ困ることにならない?
と、色々と問題点を挙げてきましたが、ぶっちゃけそんなことはどうでもいいのです。
この1点。この1点が蔑ろにされていることに、私は大きな失望を覚えました。…それはドニー・イェンの扱いだ!!
ちょっと待ってくれよ。偉大なカンフーマスターを登場させておいて、あんな退場のさせ方はあり得ないだろっ〜〜!!😭
ドニー・イェン演じるチアルートさん。彼は一般人のレベルを遥かに超える戦闘力を有しており、体捌きだけで言えばおそらくダース・モールと同レベルかそれ以上。
カンフー、盲目、仕込み武器と、とにかく属性モリモリ。なんでこんな美味しいキャラが出てきたか。そりゃ当然、ダース・ベイダーとの一騎打ちがあるからでしょう!
設計図を受け取ったレイアの下に向かうベイダー。その前に立ち塞がる、我らがイップマン。フォースvsカンフー。夢の対決が今現実のものになる…!と思っていたのに、現実のものになりませんでした😢
色々問題も多い映画ではあるが、もしもドニーvsベイダーが実現していたらもうそれだけで全部チャラ。最高ーーっ!!フゥ〜〜!!なんて言いながら花丸を贈っていた事だろう。
まぁ、これは自分が『SW』ファンである以前にカンフー映画ファンだからこその感想であるとも思うんだけど、それぐらい夢を見させてくれてもいいじゃんねぇ。わかってねぇなギャレス・エドワーズ!😡
出来に関して文句も言って来たが、本編である『フォースの覚醒』(2015)と比べると、メインキャラクターもデザインも映像も、断然本作の方が好き。ジンやキャシアン、ドニー・イェンたちの冒険でトリロジー作ってくれれば良かったのに…、と鑑賞後しみじみと思ってしまったのであります。
※ターキン総督やレイラ姫の顔は、CGによる再現が試みられている。…うーん、どれだけ良く出来ていようとも、やはり人間の顔をCGで再現するというのはちょっと無理がある。不気味の谷現象とまでは言わないが、やはり違和感を覚えざるを得ない。
高い技術料と人件費を払って違和感バリバリの顔を作るぐらいなら、似た顔の役者に演じさせればいいのに。何でもかんでもCGに頼るってぇのは味がないと思うだけどねぇ。
スター・ウォーズ:サーガ⑤ 1行に記された英雄の物語
「反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功」 最初のスター・ウォーズ、エピソードIVのオープニングロールの一節が35年の時を経て、映画になった・・・。いや~、ホンっとスター・ウォーズ・サーガって驚きです。
ところが、この作品「スター・ウォーズ」の中でも、ちょっと趣が違うような気がするんですが、かなりの高評価です。誰もが認める名作ってことでしょうか。
「スター・ウォーズ」の歴史のほんの一部、主要人物とは離れたところにあっても、確かに時の歯車は噛み合っていたって感じでしょうか。
「スター・ウォーズ」を知っている人なら、誰もが知っているだろうこの結末のストーリーがこんなにも魅力的に描かれていたのには、ホンッと驚きました。シリーズの根源?とも言えるフォースの導きもちゃんと存在していたような。
そして、「スター・ウォーズ」のメインテーマとも思える家族のストーリーもしっかりと描かれてました。
設計図を盗み出すことが主軸のストーリーかと思いますが、その中でちゃんとデススターの弱点の話まで盛り込んでいてくれて、いや~、ホンっと涙モンに嬉しかったです。
最初のエピソードIVは、お姫様を助け出す話ってことで、ファンタジー色が強いって思ってたんですが、その前日譚であるこの作品のリアル感が半端ない!まさに戦争映画そのもの。玉砕の美学っていう感じかな。一人一人が、使命を果たしながら死に至っていく。
基本的に現実の人の死を正当化(又は美化)する戦争ものは嫌いなんですが、これは本物の歴史に関係ないからいいです。フィクションとして非常に楽しませてもらいました。
【ちょっとネタバレ。ラストに触れます】
一番ラストのシーンは、エピソードIVへの続きということで、ファンサービスでしょうね。CGだと思いますが、若かりし日のレイア姫の登場。非常に感慨深いものがありました。 公開後、すぐでしたよね、キャリー・フィッシャーが亡くなってしまったのも・・・
そんな意味でも、非常に印象深い一本でした。
闇に浮かび上がる、恐怖の象徴
ベタなストーリー展開、勧善懲悪の分かりやすい図式、誰もが童心に帰れる活劇=従来のスターウォーズ公式にポリコレ意識をプラス。全エピソード観てはいるものの、熱烈なスターウォーズファンというわけでも無いので、エピソード3.5的な位置付けのようだしまぁ観とくか程度の意識で鑑賞。
本作をここまでの評価に押し上げたのは、やはりベイダー卿でした。登場シーンは僅かながら、終盤のライトセーバーでの立ち振る舞い。いやぁ痺れました。暗闇の中に忍び寄る呼吸音。ライトセーバーが起動するやその紅の光源に照らされ浮かび上がる最恐の暗黒卿。1対10弱の状況でフォース全開でバッタバッタと容赦なく斬り伏せていく、正史にはなかった押し寄せる絶望感。その無双振り。この一連のシーンだけで鑑賞料の元を取ったと思いましたね。
3と4をつなぐストーリー
ダースベイダー以外初めて出てきた人たちだったから誰が誰だか覚えられなかった。
終盤の戦闘シーンはかっこよい。
主人公たちがほぼ全員死ぬっていうのは、このようなA級映画では珍しい。
最後の最後で、反乱軍が設計図を持って宇宙船に戻ろうとした時に扉が少ししか開かず、暗闇からダースベイダーが出てきたのはめちゃくちゃ怖くて大好きな演出だった。
マッツ・ミケルセンとフォレスト・ウィテカーの無駄遣い、、?
ラダス提督カッコ良すぎる
「希望があるからこそ戦える」
スターウォーズエピソード4の直前、名もなき反乱軍の戦士達がデススターの設計図を帝国から奪うお話。
本当に出てくる登場人物全てがカッコいい!!
主人公の傭兵ジン、反乱軍の将校のキャシアン、かつてのジェダの神殿の守り人・盲目のフォース使いチアルートにその相棒のベイズ、貨物船のパイロット・ボーディー、思ったことをそのまま口にしてしまう元帝国のドロイド・K-2SO。
この6人を中心に設計図を探す為、スカリフに乗り込むんだけど、、、
みんなめっちゃいいキャラでかっこいいんだけど、主役達を差し置いて最高の脇役がなんといっても反乱軍の提督・ラダス提督。
設計図のデータを送る為にゲートをこじ開けないといけないとの連絡を受け、躊躇なく一瞬の判断で「ハンマーヘッドコルベットを呼べ!考えがある!」と言ってスターデストロイヤーに突っ込ませ、シールドに突撃させ破壊させる様は見事としかいいようがないです。
スカリフがデススターにより破壊される様を見つめる時も、仲間たちの死を惜しみ「フォースと共にあらんことを」と呟きながらも希望をつなぐ為に切り替える様もあまりにもナイスガイ!
この名もなき反乱軍の戦士達がいたからこそ、設計図がレイヤ姫の元に送られ、ルークがデススターを破壊できる。。。
いや、もう最高、ほんと。
あっ、ジンのオヤジ、マッツだったのね。そこもかっこいい。
嫌煙してたけど
本当に面白かった
本当に観てよかった!
こんな熱い物語を作れるのに
新三部作は本当にどうして……
デス・スターの設計図奪還の話だけど
この感動と達成感を軽減させるのはやはり、
スターキラー基地とかいうポッと出のヤバい兵器。
とはいえ、歴代1のダースベイダーの恐怖感
正義の為、大義の為と悪事にも手を染めてきた反乱軍の
精鋭達の報われる為の覚悟と決意
変わる戦況の中での現場のやり取り。
熱かった、本当に。
目頭が熱くなった。
この父から子へ託された罠がep4に繋がっていく
親子愛というテーマもしっかりと踏襲しつつ、
希望は死なないというキャッチコピーの通り、
希望は繋がった。
しかし作戦参加者はほぼ壊滅。
ローグワン部隊は全滅という結末。
正史の中では裏方であろうこのローグワンの
命懸けの戦い。
監督や役者の皆様はもちろん
あらゆる裏方の方々で一つになって作ったこの作品を
ローグワンのみんなと同じ様に尊敬します。
ありがとうございました
ハラハラドキドキ、そしてダース・ベイダー
3年ほど前に、1度動画配信サービスを利用して視聴しましたが、その際に衝撃を受けたため、非常に今更ですがブルーレイを購入して再度視聴しました。
スター・ウォーズはエピソード1~9とハン・ソロは見ています。
スターウォーズといえばフォース、ジェダイですが、主人公たちはフォースは使えません。そのような存在がなくても、宇宙での艦隊同士の戦闘、地上ではビームを打ち合ってのかく乱等、映像の迫力もあり、とても面白くハラハラドキドキ見ることができました。
設計図のデータがレイア姫の手に渡るまでの数分間のダース・ベイダーの存在感及び能力はやっぱり圧倒的でした。そんなダース・ベイダーの追っ手から逃れつつ、デス・スターの設計図が何人もの名もない兵士達の手を渡っていくシーンは、人々の思いが繋がっていく様子としてとても胸が熱くなりました。
それにしてもターキン総督やレイア姫のCGはすごいですね。何も知らないで見たらCGだって気づかないですね。
素晴らしかったです。とても面白かったです。
ドニー・イェン!
『スター・ウォーズ』のアナザー・ストーリー。時代的にはep4の前日譚のような雰囲気。最後には設計図を送り終え、そのデータをレイア姫に渡すというもの。レイア姫のCGも見事!
帝国軍の支配する惑星ジェダで知り合った盲目のチアルート(ドニー・イェン)がなかなかかっこいい。イップマンでの活躍そのままの素晴らしいアクション。しかし、フォースよなんちゃらかんちゃらと呪文のように唱えてる姿には笑っていいのかどうなのか、それほどジェダイに憧れているようだった。終盤の敵地での戦闘シーンはまるごと戦争アクション。電送するためにはゲートを開けなければならず、最終的にはデス・スターがまるごと攻撃しちゃって、みんな死んでいくんですね。ちょっと泣ける。
オープニングにテーマ曲がかからなかったが、エンドロール時にかかる♪
泣ける!😭
泣ける!胸熱すぎる😭
本編には決して出てこない無名の兵士たちの物語。
デススターの設計図を奪うためにこんなにも犠牲を払って
エピソード1に直接繋がるとはめちゃくちゃ胸熱過ぎて
ぐっと込上げてくるものがあるよね!
時系列順でスターウォーズを見ているところだけど
(エピソード4,5,6は昔見た)ラストのデータのリレーはいいな。
ここまでで一番ハードな内容かもしれない。
次はエピソード4を見直すつもりだけど
ジンが命がけで奪ったデータがレイア姫に手渡されて
さらにR2に受け継がれるの見たら泣いちゃうかも。。
次が楽しみ🤣
「歴史」の重さを感じました。
エピソード4のオープニングロール、たった数行で語られたデス・スターの設計図奪還の感涙のストーリー。本筋では全く語られなかった名もなき者たちの覚悟や生き様に、心震え、涙しました。ふと考えると、僕たちが学んだ「歴史」も同じなんですよね。「○○年、AとBが戦って、Aが勝利し、Bを滅ぼした。」記録にしてしまうとたった一行ですが、そこには名もなき人たちの何千、何万もの個々の物語がある。それは、一つひとつがこの映画のように濃い物語で、全てを後世の人間が受け止めるにはあまりに大きく、あまりに重い・・。この作品を通して、「歴史」というのは、とても重いものなんだと改めて感じることができました。
前半は、短めのストーリーが五月雨式に展開し、いろんな惑星の名前が出てきたりして、なんとなく分かりづらかった。。登場人物、それぞれの目的や考えがはっきりしないので、どことなくまとまりを欠いていたような印象でした。しかし、後半、ゲイレン・アーソの死以降、みんなの気持ちがデス・スター破壊のために、その設計図を入手することで一致して、悲劇的な結末まで突き進むストーリーにはイッキに引き込まれて、感動させてもらいました。共に戦ってきた仲間たちが次々と倒れていく展開は胸が締め付けられます・・。K-2、ボーディー、チアルート、ベイズ。そして、キャシアン、ジン。特に、ボーディーの「やったよ、ゲイレン。」から手榴弾投下での爆死のシーンはヤバかった。そこから、涙が止まらなくなった。
エピソード3でも感じましたが、改めてエピソード4をもう一度見たいと思えるような作品でした。
そういえば、個人的には、ドニーさんを初めて見た作品でした。出ている時間はそんなに長くなかったですが、存在感のあるアクション!やっぱりいいですね。ドニー・イェンにハマりのきっかけを作ってくれた作品と言う意味でも感謝したいですね。
ファンによるファンのためのファンムービー
「仲間が命懸けで手に入れた設計図」っていう外伝作るにはもってこいだよねっていう題材を数十年後にあえて持ち出した作品です。初見さんは置いてけぼりです。
そもそもスターウォーズでスピンオフ?大丈夫かよ…と思いながら劇場へ。いつものファンファーレを待っていたらバン!!「ローグ・ワン」おいおいなんだこれマジで大丈夫かよ…。そんな僕を置いてけぼりにして簡単なキャラの説明をしつつ物語は進む…。
観終わった頃には興奮、満足、幸福感、とにかくファン垂涎の傑作でした。
常に正義の代名詞だった反乱軍の暗い部分をあえて描いていたこと、CGで作り出した旧作の俳優たち、大胆に、時に繊細にep4へ繋ごうとするスタッフの全力。
命懸け、なのでみんな死ぬことは分かっていたけどやっぱり辛くてでもあの設計図が後に反乱軍に、ルークに渡って新たなる希望になっていくんだな、という繋がることで更に生まれる興奮。ああ、これが本当のスピンオフなんだなと。
ちなみに最後のベイダーのシーンは鳥肌モノです。ファン必見。てかもう観てるか(笑)
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劇場にて鑑賞。記念すべき第一作『スター・ウォーズ('77・エピソードⅣ)』のオープニング・クロール(テキスト・スクロール)をその儘膨らませたシリーズ初の実写版外伝。一連のを知らなくても問題無いと思われるが、少しでも知識があればより愉しめる。世界観を含めた丁寧な描写と迫力ある地上戦が織り込まれ飽きさせない。既存作の間を埋める物語なので、登場人物達の運命は容易に想像出来てしまうが、テンポ良くメリハリが効いたプロットで、希望へ紡ぐラストも余韻を残す。ただ最後近く砂浜で二人っきりのシーンはやや諄く微妙。75/100点。
・多くの魅力的なキャラクターが登場しているが、シリーズお馴染みの“ハン・ソロ”の様な帝国軍側でも反乱軍側でもない立ち位置から描かれており、その立場や背景にも触れられている。更にシリーズでは珍しく帝国軍・反乱軍それぞれに権力争いや思想の相違等により、一枚岩では行かない対立・造反する様が盛り込まれており、作品の厚みを増している。
・饒舌でお節介な“C-3PO”や“ジャー・ジャー・ビンクス”の様なキャラクターによるおふざけシーンは抑えられ、その分重厚でややもすれば説明的過ぎると思わせるシーケンスが多く思え、好みの分かれる処であろう。尚、オリジナル原案でクレジットされているG.ルーカスは、本作をそれなりに評価している。
・物語は『エピソードⅢ/シスの復讐('05)』の三年後──『エピソードⅣ('77)』の16年前から始まり、その第一作の直前迄が描かれている。尚、F.ジョーンズ演じる“ジン・アーソ”が反乱軍から救出される強制労働収容所の在った惑星“ウォバニ "Wobani"”は、“オビ=ワン(ケノービ) "Obi-Wan(Kenobi)"”のアナグラムである。
・本作と同じ時系列(『エピソードⅢ/シスの復讐('05)』と『エピソードⅣ('77)』の間)で、ジェダイの生き残りが描かれたスピンオフ作で3DCGアニメのTVシリーズ『反乱者たち('14~)』が存在し、現在「シーズ3」迄、製作されている。
・これ迄に公開されたカノン(正史)版に繋がる流れは、『エピソード2/クローンの攻撃('02)』の4箇月後から始まり、『エピソードⅢ/シスの復讐('05)』の直前に繋がるスピンオフ作でCGアニメのTVシリーズ『クローン大戦('03~'04・全25話)』が存在する。更にこれを3DCGアニメとし、劇場公開した『クローン・ウォーズ('08)』も存在し、その後『クローン・ウォーズ('08~'14・全129話)』も製作された。
・"A long time ago in a galaxy far, faraway...."に続くテーマ曲とオープニング・クロールは無く、“暗黒卿”はいるが“ミレニアム・ファルコン”、ジェダイや“スカイウォーカー”を名乗る者、“フォース”を使うシーン等は登場せず、(赤色のみでジェダイの青や緑、紫色のは出なかった)ライトセーバーのチャンバラも無かった……等々、外伝──スピンオフ作としてか、シリーズの幾つかのお約束事は再現されなかった。
・監督によると、本篇の1/3は再撮されたらしく、その殆どは手持ちカメラ等によるドキュメントタッチの地上戦のシーケンスだったと云う。公開前のトレーラーの一つには、F.ジョーンズの“ジン・アーソ”とD.ルナの“キャシアン・アンドー”が設計図の入ったディスクを持って、地上を逃げ惑う本篇と齟齬をきたしてしまうシーンが見受けられる。
・サクッとしたエンドクレジットへの切り替えと表示法はシリーズのそれだったが、全篇における劇伴は耳慣れたシリーズのではなく、J.J.エイブラムスとよく組むMジアッキーノのが殆どで、少々違和感を憶えた。そもそも音楽はA.デスプラが担当していたが、本篇の大幅な再撮に伴いスケジュールが合わず没となり、急遽Mジアッキーノが一箇月で書き上げたものだと云われている。
・S.ワイルディング演じる“ベイダー”卿(心なしか身軽で身のこなしが若々しく思えた)は約一時間程出ないが、物語の肝となる肝心の設計図は2/3以上経過しないと登場しなかった。エンディングクレジットの最後になるロゴの手前、"Thanks"欄の最下段にはC.フィッシャーが表示されていた。そして殆どのシーンを竹馬に乗って撮影に臨んだと云うA.テュディックの“K-2SO”に心を奪われた。
・G.ヘンリーが演じた“モフ・ターキン”は、故人となったP.カッシングの容姿となる様に1コマずつ修正が施されたと云う。ラストで登場するI.デイラの“レイア・オーガナ”にも同じ手法が用いられている。この修正加工以外にもこの二人のキャラクターは、『エピソードⅣ('77)』の没カットを用いたシーンがある。
・クライマックスで登場する反乱軍のパイロット“ゴールド・リーダー”、“レッド・リーダー”等は『エピソードⅣ('77)』の没カットを使用している。同じくクライマックスで登場する女性パイロットは、『エピソードⅥ/ジェダイの帰還('83)』の没カットを使用している。
・『エピソードⅥ/ジェダイの帰還('83)』でカットされた“モン・モスマ”の(どこか松居一代を彷彿してしまった)G.オライリーは同じ役で出ていた。印象で云うと“キャシアン・アンドー”のD.ルナはギョロ目と髭が若かりし稲川淳二に思えた。亦、『エピソードⅧ('17予定)』の監督が決定しているR.ジョンソンは、スーパーレーザーを調整するトルーパー役でカメオ出演しているらしい。
・イラストによるコンセプトアート迄収録された豪華なパンフレットは、登場する用語や世界観も補足しており、簡易版資料集と云える。ただF.ウィテカー演じる“ソウ・ゲレラ”紹介ページの足元だけはご愛敬。
・鑑賞日:2016年12月21日(水)
旧三部作のファンならきっと楽しめる。
スピンオフだといって見る前にちょっと不安だったけど、見終わった後にすかっとして幼い時の気持ちが蘇った気がした。ただ、悲しいシーンが多すぎて希望を与えるスター・ウォーズじゃなかったなという気持ちもある。
伝説に消えた名もなき勇者たち
スター・ウォーズ・アンソロジー・シリーズ第1作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
ノベライズは未読。
本作でシリーズに初めて触れると云う方もご安心下さい。基本的な知識(宇宙で正義と悪が戦争していると云う認識でオッケー)があれば、誰でも楽しめるSF大作でした。
本作の結末は、エピソード4を観たことのある人にははじめから分かっている。デス・スターの設計図奪取に成功し、同作での反乱軍の勝利に繋っていくわけであります。
あらかじめ分かっている結末に向けて、どうストーリーを紡いでいくのかがポイントですが、本作は結末を知っていてもハラハラ・ドキドキ出来て、最後まで面白く観れました。
どんなに絶望的な状況でも決して諦めず、信じるものや守らなければならないもののために戦った名も無き英雄たち。その栄光と勝利の物語に感動し、心揺さぶられました。
[余談]
毎年「スター・ウォーズ」の新作が観られるなんて、素晴らしい出来事だと思う反面、頻繁に公開されるとなんだかブランドとしてのありがたみが減って来るような気がしないでもないですが、結局観に行っているのでもう何も言いません。
※修正(2024/06/22)
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