「英雄じゃない奴らだって頑張ってるんだ」ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー socosocoウォッチャーさんの映画レビュー(感想・評価)
英雄じゃない奴らだって頑張ってるんだ
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事前情報は完全に0で観た。まさかエピソード4の直前の話で、4観てたら最後どうなるかわかるものとも知らずの初見直後はええぇ?と思ったが、4直前と覚悟しての2度目はもう、ずっと胸アツ…。滂沱。
ヒーローじゃないくせに、モブのくせに全員かっこいい。英雄じゃない奴らがいないと英雄は勝てない。英雄じゃない奴らも信念があって、己の人生がある。
これ以上ないサイドエピソードではないでしょうか。ルークやオビワンよりもローグワンの奴らの方が親近感がわいてくる。みんなみんな生きているんだ。
ラストの帝国軍が乗り込んでくるあたりの演出が堪らなく良かった。
伸びる赤い光の線。ライトセイバーに照らされて浮かびあがるベイダー卿。を見た瞬間、
あ、ダメだ、終わった。死んだ。
という、絶望感。一瞬で思い知らされる圧倒的な力量差。命張ったところで、あんなに頑張ってやっと手に入れた戦果も瞬時に失いそうな絶望感、無力感が…!焦りが!
これほどスクリーンの中の人間の気持ちになって、ともかく何でもいいから逃げ出したい気分に、ハラハラして焦って落ち着かない気持ちになったのは、初めての感覚だった。
これが不朽のヴィランの力か!ベイダー卿超怖い!やべぇ!対峙してるやつらはやっぱり英雄なんだ。
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