「繋がった!」ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー MAPLEさんの映画レビュー(感想・評価)
繋がった!
後半がどんどんエピソード4に寄ってきて、生まれて初めてスターウォーズを見た時の衝撃と感動を再体験する感覚だった。そして大好きなスターウォーズの初作の更にベースを知れた満足感がすごい。まさに、ローグワン!
反乱軍がまだ荒削りで粗野で決断力に欠く集団だが、だからこそ、今後ジェダイ騎士の要となる「フォース」を可視化したような画があったり、「大義」のためにそれぞれが活躍しつつ犠牲になって散りゆく殉職が本当に切ない。現実社会の平和への想いがより一層強くなる。今までのスターウォーズでは組織、家族の繋がりに重きを置いていて、今回初めて、「集団の中の個」にも焦点が当たり、戦闘の設定だからこそ、個々が感じる葛藤や恐怖を乗り越えて命を懸ける強さが浮き彫りになって、「平和」のテーマもあるのかなと思った。
エピソード4-6では、組織に親子の血の繋がりが負けてきたが、エピソード3.5にあたる今回は勝てたのも良かった。勇敢な父娘の遺志と、沢山の命を使ってスカリフで手に入ったデススターの設計図(ファイル名、スターダストの複数の意味もまたツボ)=希望が、ラストシーンのレイアを経由してR2D2に保存されていたんだと思うと、エピソード4を見た時に受ける重さが増す!
エピソード2で足をぐるぐる巻きにして倒すイグアナみたいな戦車がまた出てきて、倒し方が少し進歩していたり、オマージュ満載でとても楽しかった。
ライトセーバーの元が鉱石であることも初めて知った、欲しい!
うわ、これも素晴らしい。正々堂々たる、スターウォーズおたくですね!
自分も「ローグワン」大好きです。なんで低評価な人がいるんだろう? って人それぞれだから、疑問に思うべきことではないのだけれど…