「後半の銃撃戦は必見です」13時間 ベンガジの秘密の兵士 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
後半の銃撃戦は必見です
リビアのCIA拠点を守るため、イスラム過激派と闘う民間軍事会社の傭兵たちの物語。
実話を基にしたお話のようです。
拠点を巡る攻防は、見事。リアルで、それでいて映画的な迫力もしっかりとある、見事な銃撃戦。拠点防衛での戦闘というシチュの為、少数で大勢の過激派を相手にしていても違和感を感じないのが良いですね。
ミリタリーアクションが好みの方には、ぜひ鑑賞をお勧めしたい一作です。
ただ、映画としては、中盤まではやや冗長。「アラブの春」真っ只中で、敵味方入り乱れる混沌とした世情ですから仕方ないのでしょうが、若干観難さも感じました。
あとは、やはりプロパガンダ色は出ますね。独裁者カダフィ大佐の失脚は兎も角、文化が違うアラブに、アメリカ式の民主主義を押し付けることの独善性に触れられていないことは、個人的には評価をマイナスしたくなることです。
私的評価は普通にしました。
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