「アメリカ万歳銃撃戦と観れば面白いが。」13時間 ベンガジの秘密の兵士 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ万歳銃撃戦と観れば面白いが。
実際のリビアでのアメリカ領事館襲撃事件を元にした映画。
アメリカ領事館の近くにCIAの拠点があったりするもんだから、アメリカ人が巻き込まれる巻き込まれる。
マイケル・ベイ監督なので銃撃戦はお手の元。
アメリカTVドラマ「24」と別映画「ブラックホークダウン」を合体させた感じ。
CIA拠点屋上でのディフェンス銃撃戦は見所でもあり面白かった。
ただし、映画としては一方通行。アメリカ万歳映画で少し淡白。
敵達はどうして銃撃してきたか語らないし、言葉が通じない為一方的な敵として相手を扱っている。
「どうしてこうなった?この事件は起きた?」である。
それはカダフィ大統領時代のリビアにある。
ネットで色々調べていくに従い、興味深い情報が出て来る。
アメリカ万歳では無い情報が。
地元には地元の理由がある。
そこを考えると正直、正義を語りつつ権益が裏に見え隠れする映画である。
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