「平和を高らかに語る政治家がいて、裏で工作する諜報部隊があって、暴力...」13時間 ベンガジの秘密の兵士 supersilentさんの映画レビュー(感想・評価)
平和を高らかに語る政治家がいて、裏で工作する諜報部隊があって、暴力...
平和を高らかに語る政治家がいて、裏で工作する諜報部隊があって、暴力のルールで生きる実働部隊としての軍隊があって。さらにはそんなアメリカを利用し、または敵視する内戦状態におかれている国で生きる人たちがいて。
それぞれがそれぞれの持ち場でそれぞれの正義を全うする。どの視点で見るかによって、その風景は一変する。でもどの視点で見ても変わらないことは、破壊された命は取り戻すことができないということ。
建物や町、そして国家はいつの日か再建できても、死んでしまった命はもう二度と生き返ることはない。そのことの重さをひしひしと感じた。
コメントする