「シェルターもの」10 クローバーフィールド・レーン 侍味さんの映画レビュー(感想・評価)
シェルターもの
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クローバーフィールドという風呂敷を借りたインディペンデントものの映画で実際、もともとは別の企画だった物をクローバーフィールドの世界に取り込んだ映画とは話に聞いていて、若干の予備知識がある状態での鑑賞。
通常こういう映画は終始低予算に徹するものだったりするんだけど、なかなか作り込んであり、チープさはさほど感じられない。
最後の10数分にトランスフォーマーの世界に放り出されるので、人によっては唖然とするのかも知れない。
ディヴァイドという同じくシェルターものの映画があって、それも小さい室内でのストレスからやがて破滅に向かう話だったけど、今回はその破滅に向かうプロセスが一捻りあって、一緒になったシェルターの主が誘拐殺人犯だったと言うオチ。
ジョングッドマンのキレッキレの演技が今作の軸で、彼が退場してから魅力が半減するけど、個人的には良い映画でした。
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